「二階建てバスが僕らに衝突しても 君のそばで死ねるならこれ以上幸せなことはない」
“♪ And if a double-decker bus crashes into us to die by your side is such a heavenly way to die”
地下鉄マーブルアーチ駅から地上に出て、ロンドンの街中で何台も行きかう真っ赤なダブルデッカー(二階建てバス)を見て、私の頭の中ではThe Smithesのこの曲が流れていた。ザ・スミスのモリッシーのリリックのように憂鬱な気持ちでロンドンに行った訳ではなく、約17年ぶりのロンドンは今どうなっているのだろうと胸を躍らせていた。
今回6度目の訪問となるイギリスは私にとって思い出の詰まった場所。20代の私が初めて一人旅をした場所であり、短期留学とホームステイを経験した懐かしい場所でもある。そして今回はロンドンのO2アリーナでコンサートを観ることも目的のひとつであった。

過去5回のイギリス旅行と留学中に殆どの観光名所やミュージアムは行ったことがあり、イギリス郊外の街も複数観光したことがある。なので今回はビッグベンなどの観光名所は殆ど行っていない。イーストロンドンのショーディーッチエリアの散歩やレコードショップ、書店巡りをしていた。誰にも気を遣わずに路地裏を自由気ままに歩けるのが一人旅の良さ。
イギリスでもスマホにeSIMをダウンロードしておいて、ロンドン到着後スマホの設定を変更するだけで5秒でネットが使える。料金はKKDAYで10日間で1500円位だった。
昔ロンドンに来た時はまだiPhoneがなかった時代、ガイドブックの紙の地図と地下鉄マップを見て歩いていたことに自分でも驚く。

元々物価の高いロンドン、おまけに為替レートは1£≒194円。物価は東京の2倍かかる。7日間で地下鉄とオーバーグランドの電車賃で2万円、毎日カフェでカプチーノを飲んでいるだけで1万円以上かかっていた。一人なのでレストランには殆ど行かず、気が付けば毎日ベーカリーカフェでパンばかり。途中からキッチン、ランドリー付きのサービスアパートメントで自炊した。タワーブリッジの近くにあるこの部屋が平均より広くてすごく良かった。
記憶が薄れないうちに7泊9日に旅のまとめを写真メインにアップしておこうと思う。海外の街歩きが好きで少しでも節約したい人の参考になれば幸いです。
<ロンドン7泊9日予算>
航空券:アシアナ航空 (羽田⇔ロンドンヒースロー)16万円
宿泊費:7泊 で約19万円
ETA(電子VISA)£10(約2000円)
※2025年1月からイギリス入国(乗り継ぎ含む)には電子ビザが必要なので要注意
2025年3月、東京羽田空港からロンドン、ヒースロー空港までの直行便は30万円!航空券は2020年のCovid19以前の2倍以上の料金。元々乗り継ぎが好きな私はアシアナ航空で韓国の仁川(Inchon)乗り継ぎでロンドンに行くことにした。仁川空港の免税店で化粧品も買えるし、機内食も韓国料理だし。

アシアナ航空の有料の指定席。追加料金を出して足が延ばせる窓側席にした。割増料金がかかる座席区分なのでソウルからロンドン行は隣が空席でラッキー!12時間以上のフライトだったがかなり熟睡できた。


機内食
2025年3月、東京羽田空港からロンドン、ヒースロー空港までの直行便は30万円!航空券は2020年のCovid19以前の2倍以上の料金。元々乗り継ぎが好きな私はアシアナ航空で韓国の仁川(Inchon)乗り継ぎでロンドンに行くことにした。仁川空港の免税店で化粧品も買えるし、機内食も韓国料理だし。やっぱりキムチがつく。

ロンドン、テムズ川の上空。観光エリアにある観覧車、ロンドンアイやタワーブリッジも飛行機からよく見えた。

※2025年1月からイギリス入国(乗り継ぎ含む)には電子ビザ(ETA)が必要なので要注意

久しぶりにプリペイド式交通カードOyster(オイスター)カードを購入。オイスターを買わなくてもクレジットカードをタッチすれば乗車できる。オイスターカードだとバスと電車の1日上限金額は約£8となっており、1日にどれだけ交通機関を利用しても最大£8を超えることはない。7日間乗り放題のトラベルカードも£45位するから、あまり変わらない。

2023年にエリザベスラインが開通したので初めて乗車。ヒースロー空港ターミナル2からパディントンまで約35分。特急料金がいるヒースローエクスプレスと同じホームなので間違えて乗車しないように。

ヒースロー空港からエリザベスラインでボンドストリートまで行き、そこからチューブと呼ばれる地下鉄に乗り換えて1駅、マーブルアーチ駅からホテルまで歩いた。

この長いエスカレーターを登ると、ロンドンに来た!って実感する。ロンドンの地下鉄は本当に分かりやすいのでスマホを見なくても乗れる。Citymapperと言うアプリがあるそうだが、海外旅行に慣れている人はGoogleMapで十分だと思う。

ハイドパークの端にあるマーブルアーチ駅にある値頃な日本食レストランチェーン店 ”wagamama”で焼きそばを食べた。注文は店員に、支払いはQRコードにテーブルナンバーを記入してカード決済する。
“wagamama”は私が若い頃、コベントガーデンのwagamamaでよく食事したなじみのあるお店で懐かしかった。実はこのブログのタイトル”wagamama travel”もここからきている。

初日はマーブルアーチとパディントン駅の中間地点にある狭くて安いホテル。ロンドンのB&Bによくあるスーツケースを広げるのがやっとのすごく狭い部屋。ロンドンで2万円以下の部屋はなんでこんなに狭いのだろう。お水は2Lサイズのボトルが置いてあった。
飛行機を降りてから喉が痛く、鼻水がでてきた。嫌な予感。

ホテルのそばにある熊のパディントンのベンチ。
今回久しぶりにロンドンに行くことになって数年前の映画「Paddington」をNetflixで観た。映像も脚本も良くて面白かったので、すっかりパディントンが好きになってしまった。ヒューグラントも面白かった。

マーブルアーチ駅に Moco Museum Londonがあった。Mocoはアムステルダムで誕生した現代アート専門の新しい美術館。バンクシーや村上隆の作品を展示していた。
ミュージアムショップが可愛くて、初日にここでタンブラーを買ってカフェやホテルの水道水を入れて持ち歩いていた。街中には時々水筒用の水道もあり補給できる。イギリス人も環境に配慮してペットボトルを買わないようにしている。

Notting hill ポーロベロー通り
ロンドン初日、20年ぶりにノッティングヒルに来た。まだ午前中早い時間でポーロベローマーケットはオープンしたばかりで混んでいない。

映画「Paddington2」を観た人ならご存じのロケ地。パディントンがバイトしていた骨董品店。

GAIL’s Bakery Notting Hill
ベーカリーカフェで軽い朝食。GAIL’s はイギリス中にあるカフェ。

ロンドン初日にノッティングヒルに来た理由は、Rough Trade WEST(ラフトレード・レコード) に来るため。ラフトレードはUKミュージックシーンを語るに欠かせないインディレーベル。1976年にレコード店としてノッティングヒルにできてから、今も健在。1998年に初めて来たときはちょっと感動だった。

外観、店内のポスターもさすがに昔と違いはあるものの、基本的に同じで懐かしかった。昔の写真を見ると外の看板が白かった。とりあえず、ここでトートバッグとパンクの本を購入。

ちなみにこれは私が1998年に行った時のフィルム写真。同じポスターが貼ってあるのが嬉しい。

映画「ノッテシングヒルの恋人」に出てくるブックショップは未だに観光客に人気。

Ottolenghi Notting Hill
ノッティングヒルはおしゃれなブティックやカフェも多い。ヨーロッパはベーカリーカフェのパンやケーキがどれも美味しそうで見た目もカワイイ。毎回食べたくなる。

リバプールストリート駅でロンドンに住んでいる知人と待ち合わせて、Shoreditch(ショーディッチ)へ。ショーディッチは2000年位からおしゃれな若者やクリエーターが集まるロンドンでホットなサブカル発信地となった。古着屋やデザイナー ショップ多く、至る所にグラフィックアートがあり芸術的なエリア。東京で例えるなら下北沢が広範囲になったイメージ?

人気のベーカリーカフェ、JOLENE。

Rochelle Canteenでランチをしたかったけれど、予約してなかったので入れなかった。
3月のロンドンは予想以上に暖かく日中は14℃位あり、滞在中は真冬のジャケットがいらない位だった。

イタリアンレストランでランチ。美味しかったけれどランチで5000円位した。本当にロンドンは日本人にとって高い。「アレルギーはありますか?」旅行中、どこのレストランでもこれを聞かれる。

Banksyの「Guard Dog」
ショーディッチと言えば、Banksy(バンクシー)のストリートアート。バンクシーは、イギリスを拠点とする素性不明のアーティスト。
ロンドンに複数あるうちの2つを発見。現存するバンクシーのストリートアートは、消されたり、塗りつぶされないようにガラスで保護されていた。

バンクシーのストリート・アート「His Masters Voice」
イギリスのCDショップH.M.Vのロゴでお馴染みの絵。よく見ると犬がバズーカ砲を持っている。

ロンドン滞在中ショーディッチの近くに宿泊するので、ショーディッチは後日またゆっくり街歩きすることにした。

夜のピカデリーサーカス。ミュージカル劇場も多いエンタメスポット。うるさくてあまり好きではないので素通りした。それにしても今回のロンドンでは全然日本人観光客を見かけなかった。私がビッグベンや大英博物館とか観光名所に行ってないからかな?

ロンドンのソーホーエリア。週末なのでレストランはどこも混んでいた。ロンドンはヨーロッパの中では治安は悪くないと思う。観光客が多いので夜でも危ないと思ったことは一度もない。とは言えiPhoneは盗まれないように注意していた。

Mercato Mayfair メルカト メイフェア
ステンドグラスのある古い教会を改装したマーケット。フードコート、レストラン、ワインバーなどがある。食事はピザや味噌ラーメン&餃子、メキシカン、寿司など。
夜はかなり混んでいて話し声がうるさく、空席がなかったので1周して出た。

歩き疲れて結局ホテルのそばにある日本食ファストフード、itsu でヘルシーな野菜とサーモンのお弁当。itsu の店員が、あと15分で半額になるよ、と教えてくれたので9時まで待った。2000円→1000円になれば日本の価格。閉店30分前に半額になる。itsuも昔からあるけど初めて食べた。お寿司は食べる気にならないけど、お弁当は安くて美味しい。

イギリスのカフェと言えば、PRET A MANGER とCafe NERO
昔はここのエビのサラダが大好きだったけれど、もう売ってなかった。

移動は地下鉄の方が早いけど、ロンドンはダブルデッカーと呼ばれる2階建てバスも楽しい。
それにしても昨晩から鼻水が止まらない。薬局で症状を伝えたら、今、花粉がひどいからアレルギーじゃないかと言われ薬を買って飲むが全然効かない。やはり風邪なのか?

ロンドン自然史博物館 Natural History Museum
シロナガスクジラ骨格標本が目を引くエントランスホール。
動物や自然現象をテーマにした大きな博物館。生物の標本を集めたギャラリーや動く恐竜もある。すごく広くて展示物が多いのに無料なのが嬉しい。

ヴィクトリア&アルバート博物館 Victoria and Albert Museum
ミュージアムの中にあるV&A cafeは美術館のように豪華な内装で食事メニューも多く美味しかった。


キッシュとジャガイモなどの総菜2種とレモネード。これで約3,700円。

中庭でしばし休憩
ヴィクトリア&アルバート博物館はミュージアムショップが良い。人気のトートバッグの他にセレクトショップの様に色々なものが売っていて女性が好きそう。

サウスケンジントン駅の近くのエキシビジョンロード
広場の周りにオープンテラスのレストランが立ち並び、ヨーロッパらしい雰囲気。

昔よく行ったコベントガーデンへ。Neal St(ニールストリート)周辺はカワイイお店やおしゃれなカフェがあって好き。

コベントガーデンの書店「Magma」では写真に惹かれてLONDONのガイド本を購入。

今、ロンドンではMON MOUTHコーヒーが人気だそう。

私もカフェラテを飲んだけど美味しかった。イギリスのカフェでミルク入りのカフェラテなどを注文すると、「レギュラーミルクかオートミール」か聞かれる。たまに「セラミックカップか紙カップか」も聞かれるので英語に自信がない人は決めておこう。

夕飯はSohoで韓国料理店で大好きなプルコギ。一人ならこんなので十分。韓国と違ってキムチなどのおかずはつかない。

朝のロンドンのチャイナタウン

ロンドンの中心地、SOHOエリアにはアナログを扱っているレコード店が複数あるのでレコード店巡りをしていた。

Berwick St バーウィック ストリート
oasis のアルバムのジャケット撮影はここ。周辺のお店はだいぶ変わっているが。奥のビルは同じ。

ロンドンでレコードを買うと高い。逆に日本からCD売りに来れば良かったかな。

昔行ったことがあるレコード店 Sister Rayもまだあった。


地下に1980年代のピクチャーシングルレコードが結構あって見ているだけでも楽しい。中学生の頃、新宿でブリティッシュロックの12インチシングル輸入盤を買っていた頃を思い出す。

デビット・ボウイのブループラークを発見。Plaque: David Bowie at Trident Studios
Queen、David Bowie、Elton Johnなどイギリスの大物アーティストのアルバムが録音されたトライデントスタジオ跡地。かなり狭い路地で分かりにくく、GoogleMapを見ながら探した。

Carnaby St カーナビ―ストリートは可愛いブティックもあり、ウィンドウショッピングが楽しい。昔、ケンブリッジにいた時に週末ロンドンに来てここでよく買い物していた思い出の通り。


今回のロンドンでよく見かけたジュースカフェ、Joe & the Juice
デンマーク生まれのカフェだそうで日本は未上陸。

Joe & the Juiceはフレッシュジュースやシェイク、ヘルシーなサラダボウルが人気のよう。サクサクのステーキサンドイッチはマスタード、ピクルスが美味しくて結構好き。

ダブルデッカーではUSB充電できるのがいい

イーストロンドンにあるサービスアパートメントに移動。ロンドン塔やショーディッチのブリックレーンにも歩いて行ける場所で、地下鉄のAldgate駅から徒歩8分、Tower Hill駅から6分。

Rockwell East Aparthotel Booking.comでダブルスタジオを予約
キッチン、ランドリーが部屋についているきれいなサービスアパートメント。1Fに24Hのレセプションもあり安心。近くのスーパーは小さなTesco Express。
週末だったので1泊24,000円位したが、部屋はロンドンの平均的なホテルよりかなり広くてこの値段は大満足。ホテル代の高いロンドンで3万円以下でこのお部屋はかなりおすすめ。

シャワールームもきれいでアメニティも良かった。お部屋のランドリーで洗濯もできて良かった。

ホテルからタワーヒルまで徒歩6分

Tower Bridge タワーブリッジ
ロンドンブリッジとタワーブリッジは間違いやすいが、これはタワーブリッジ。

Butler’s Wharf Pier バトラーズ・ウォーフ

キングスクロス駅からケンブリッジまで列車で約50分。£49.30(往復約9,500円)もしてびっくりした。電車賃もかなり値上がりしていた。

King’s College Chapel
ケンブリッジの駅からシティセンターまで徒歩20分。昔は何もなかったケンブリッジの駅前はだいぶ変わっててびっくり。ちょうど雨がやんで曇り空。
ケンブリッジのシンボル、キングスカレッジ。ケンブリッジにはいくつものカレッジがある。


ロンドンから来ると小さな町で落ち着く。やはりレンガ造りの建物はいいな。

ケンブリッジでは桜が満開だった。イギリスで桜が観れて嬉しい。ケンブリッジのブログは別途作成する。

King’s Cross駅
ハリーポッターでお馴染み、9¾ プラットフォームは撮影スタッフがいて小道具付きで£10かかることに驚いた。いい商売してるな~。
以前は9¾ プラットフォームのサインは駅の外側にあって小道具もないので撮影無料だったのに。

ホテルからバスに乗り再びShoreditch(ショーディッチ)で街歩き。午前中は人が少なくて静か。

JOLENEで焼き立てのクロワッサンとカプチーノを頂く。テイクアウェイのみ。窓口にAesopのハンドバームも置いてあったので乾燥でかさついた手に塗ることができた。


ショーディッチに昔からある人気のベーグルパン専門店「Beigel Bake」
種類が多く10人位並んでいた。それより隣のデビッドボウイがベーグルパンを食べている絵が目を引く。

コロンビアロードの方まで歩いてみたけど、フラワーマーケットを開催していない日は人通りもまばらでちょっと寂しい感じ。私の鼻水は止まらずトイレットペーパーを持参しながらひたすら観光地でない場所を街歩き。


ブリックレーンの方まで戻って来た。

Rough Trade East ラフ・トレード・イースト
EAST店は昔なかったので初めて入る。



Brick Lane Bookshop

Libreria Bookshop
海外のインディペンデント書店大好き。本のセレクトもセンスが良く、雰囲気も良い。イギリスはどこも店員がフレンドリーで優しいなと思う。

Poppies Fish & Chips ポッピーズ フィッシュ&チップス
スピタルフィールズにある1952年創業の有名店で、イギリス旅行の初心に帰ってフィッシュアンドチップスを食べた。ウェイトレスのエプロンなどノスタルジーな雰囲気を残すレストラン。

タラのフライとタルタルソースは美味しいのだけれど、4口目から飽きて胃がもたれてくる。年のせいかしら? ボリュームがあってお腹いっぱい。これと紅茶で5400円は高いかな。

Old Spitalfields Market スピタルフィールズマーケット
この社員を最後にオリンパスのミラーレス一眼カメラがレンズ故障で撮影できなくなった(泣)
ここからは全て古いiPhoneで撮影。

夜はスーパーでフォカッチャと野菜やスープなどを買ってお腹に優しい夕食にした。やはり外国のスーパーで食材買うのは楽しい。風邪が治らないのでビタミンとタンパク質を取らないと。このIHヒーターの使い方が分かりずらくて結局フロントまで聞きにいった。

本日は私が勤める会社のヘッドオフィスを見学してきた。テムズ川を見下ろすオフィスはとてもおしゃれだった。テレフォンボックスは赤だけでなく黒もあるのね。

Borough Market バラ・マーケット
ロンドンブリッジの高架下にある大きな食のマーケット。パンやシーフード、職人手作りの焼き菓子、乳製品などを販売している。平日でもすごく賑やかで活気があり楽しい雰囲気だが混んでいるので「スリに注意」とアナウンスしていた。1つしかない女子トイレは行列で10分並んだ。

一番人気のパエリア(£10)は行列だったけどすぐに順番が来た。オマール海老のエキスがたっぷりでクリーミーなパエリアはスペインのレストランで食べたパエリアより美味しかった。
キャッシュオンリーと言われたので、キャッシュを使ったのはロンドン滞在中この£10だけ。モバイル決済はローカルアプリだけだったのかな?


本日はInterContinental London – the O2に宿泊するため、Jubileeラインでノースグリニッジ駅まで移動。すごく綺麗な駅。

コンサート会場とアウトレットショッピングモールのあるO2アリーナはグリニッジ天文台で有名なGreenwichの近くにある。インターコンチネンタル The O2の宿泊者はコンサート会場までアクセスできるのでライブ終了後5分でホテルまで戻ることができるのが良かった。

InterContinental London – the O2
一番安い6万円位のクラシックルームを予約していたがアップグレードしてキッチン付きの広いアパートメントタイプのAroraタワーのお部屋になった。
一人では贅沢だけど窓からの景色はテムズ川ではなくO2アリーナ。

本日は夜遅くまでライブなので立派なキッチンを使う時間もなく、買ってきたお弁当で済ませた。

The O2アリーナ
チケットはO2アリーナのアプリに表示される電子チケットを見せて入場。荷物検査も空港並みに厳しく手荷物はA4サイズまで持ち込み可能、お水などの液体は持ち込み不可で没収。
ライブは18:00開演のはずがかなり遅れて結局19:30過ぎにスタート。日本と違って開演時間過ぎてもまだ来場している人が多いし、グッズやビールを買いに並んでて中々席に戻らない。ヨーロッパのファンも日本と同じく推しのグッズを身に着けてたし、かなり派手な格好していたが皆ピュアで手作りのアーティスト写真くれて良い子でした。日本人らしきファンは見かけなかった。
で、誰のコンサートかって?

最近ハマっているTOMORROW X TOGETHER(TXT)のEURO TOURのロンドン公演。
海外のファンもすごい声援で一緒に歌っていた。3月に横浜で同じツアーをを観たばかりだが、ヨーロッパなのでアンコールの曲は全然違った。曲が好きでyoutubeを観ていたけれど全員イケメンで特にボムギュのキャラクターが面白くて好き。約3時間のステージもあっという間に終わってしまうから不思議。

TXTは日本では座席が抽選で撮影も禁止だけど、海外はスマホでの撮影はOK. チケットも映画館みたいに自分で座席を選んでチケッティングできるので日本よりステージを近くで見るチャンスなのだ。チケット代は座席に応じて日本円にして約2万円~5万円位するけど確実に見ることができる。
大人になって自由に海外までライブを観に行けるって幸せなこと。私の様に今まで洋楽しか聴かなかったのに急にK-POPにハマった人いるかな?

インターコンチネンタルロンドン O2のプール。ジャグジーもある。

ロンドン最終日、またコベントガーデンに行った。アップルマーケットもよく行った懐かしい思い出の場所。

ロンドン交通博物館にも初めて行ってみた。TUBEのパスケースをお土産に購入。

ロンドンでよく見かけたサンドウィッチとスイーツの可愛いカフェ、EL&Nに入ってみた。


オレオチーズケーキ美味しかった。

最終日にロンドンアイ(観覧車)と遠くにビッグベンとウェストミンスターを観た。ロンドンアイは2001年に乗ったことがあるが、現在、当日料金は£44 (8,300円)!
初めてのロンドン旅行で観光名所を回りたい人はロンドンパス(ロンドンの観光施設で利用できる入場券と周遊バス、地下鉄がセットになったお得なチケット)をオンラインで事前購入すると良い。

イギリスで私が好きな被写体、移動遊園地のメリーゴーランド。

私はロンドンの地下鉄のホームのマークが大好き。ベイカーストリート駅のホームのタイルにはシャーロックホームズの絵が描いてある。

ヒースロー空港ターミナル2の移動中、ヒースロー空港開通からの歴史が展示されていて、1960年代はビートルズ、1970年代はデビッド・ボウイだった。改めて国民的スターなのだと思った。

アシアナ航空ソウル行きのゲートまで徒歩15分、免税店で買い物している時間がなかった。

アシアナ航空 機内食はビーフ&パスタを食べたけど美味しかった。

羽田到着前に焼きそばとデザートのガトーショコラ。
帰国便も窓のシェードは閉めたままにしなくてはいけないので、機内が真っ暗で読書しずらく結局寝ていた。

いつだって楽しい時はすぐに過ぎる。3月下旬のロンドンは以外にも東京より暖かかったけど、初日から風邪ひいて鼻をかみながらの散策で大変だった。カメラも壊れるし。とはいえ、何もトラブルなく無事に過ごせて目的も達成できて良かった。
2023年のコロナ終息後、台湾、ベトナム、ハワイ、ソウル、そして今回のイギリス。次はどこへ行こう。久しぶりにバンコクか。旅好きはこうして次のプランニングをしている時が楽しいのよね。