休暇をとって、特急あずさに乗ってやってきた小淵沢(山梨県北杜氏)。わざわざ小淵沢までやってきたのは、キース・へリング美術館に行きたかったから。
小淵沢駅からタクシーで約8分、八ヶ岳のふもとにある自然に囲まれた中村キースへリング美術館は1980年代のアメリカ、ニューヨークを代表するアーティスト、キース・へリングのコレクションを展示するプライベート美術館。
NAKAMURA KEITH HARING COLLECTION
若い人の為に説明するとキース・ヘリングは、アンディ・ウォーホルやバスキアなどと同様に、1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト。
ニューヨーク地下鉄構内の広告板に落書きをするグラフィティ・アートで一躍脚光を浴びた彼は、1990年に31歳の若さで亡くなるまで、数多くの作品を残している。
1980年代のアメリカはアンディ・ウォーホールを筆頭にアメリカ現代美術が勢いを増していた時代。1980年代カルチャーと音楽が大好きな私だが、音楽は断然、単純メロディなアメリカンロックより陰鬱なブリティッシュロックが好き。
エイズ感染と診断されてから亡くなるまで、アート活動を通してHIV・エイズ予防啓発運動にも積極的に関わったことでも有名。キース・へリングは、わずか31年という短い生涯にすべてを表現した。生きていたら今年還暦。
80年代、90年代の東京、特に原宿辺りで彼のグラフィティ・アートはよく見かけたのを覚えている。
ミュージアムショップの横にカフェもあり。
カフェのノートにもビジターの落書きがいっぱい。
東京、表参道ヒルズにて、キース・ヘリング生誕60年を記念した特別展が開催。
■会期:2018年8月9日(木)~8月19日(日)
■会場:表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー
■入場:無料
中村キース・へリング美術館
山梨県北杜市小淵沢町10249-7 (小淵沢駅から車で8分)
入館料:一般 1,000円
美術館を出た後は、向いにあるステーキハウス「キーススプリング」でステーキランチ。夏はコースランチのみ。
ついでに小淵沢駅から小海線の観光列車HIGH RAIL1375も乗ってきました。
これは別途レポート。
観光列車って楽しい~!