初めて大分県の別府へ温泉旅行。九州は福岡、長崎、熊本に続いてまだ4県目。九州屈指の温泉地、別府（Beppu)はどんな所なんだろうか、初めて訪れる場所は国内でもワクワクする。
一休.comサイトのGoToトラベルキャンペーン35％引き+一休クーポン割引で2名、2泊で4万円以上割引きになり、かなりお得に宿泊できた。航空券はANAで直接予約したので割引きなし。
まずは別府・湯布院の2泊3日のハイライト。＜別府編＞
早朝の羽田空港からANAで大分空港まで約100分。
コロナ感染拡大以降、今年初めての旅行だったので飛行機に乗るだけでも心躍る。
しかも富士山がこんなにきれいに見えて超感動！この日はちょうど富士山初冠雪の日だった。
大分空港には足湯があった。さすが、おんせん県おおいた。
大分空港から別府までバスで約45分。
空港から湯布院行のバスは運休。（コロナの影響で？）
エアポートバスは別府駅には行かないので手前の別府北浜で下車する。
北浜バスセンターで翌日の湯布院までの観光バス「ゆふりん」の往復チケットを買おうとしたら、ゆふりんバスも運休していた。コロナ禍の今、別府から由布院までは路線バスのみ運行だという。
さすが源泉数、総湧出量が日本一の別府は街のいたる所に日帰り入浴温泉、足湯が点在している。コンビニより、温泉の方が多いんじゃないかな。
まずは別府駅周辺を散歩。
竹瓦温泉（Takegawara Hot spring）
別府のランドマーク的な竹瓦温泉は明治時代から続く共同浴場。木造のレトロな佇まいとポストがいい感じ。
竹瓦温泉 日帰り入浴100円。屋内に砂湯もあるが、この日は砂湯はメンテナンス中で休みだった。タオルはないので、別府で湯めぐりするなら、Myタオルを持っていこう。
SELECT BEPPU
コンセプトは別府のまちのミュージアムショップ
築100年を越える長屋の1階は、大分にゆかりのあるアーティストのセンスの良い作品やグッズを販売している。
私も別府の思い出に手ぬぐいやTシャツを購入。
２Fは台湾の現代美術家、マイケル・リンの襖絵を展示。
襖絵大好きな私はこれが見たかった。
マイケル・リンの作品は金沢の21世紀美術館で展示されている。
レトロなパン屋「友永パン」
創業は大正5年。100年前から営業しているなんてすごい。
昔ながらのあんパンやクリームパンが地元の人にも人気だそう。コロナの為店内に入れる人数を制限しているので受付して待つシステム。
平日のお昼頃行ったが、外まで行列ができていたのでパンを買うのはあきらめた。
住所：大分県別府市千代町2-29
別府駅西口から亀の井バスで約20分。別府八湯の中で最も温泉風情のある鉄輪（かんなわ）温泉へ。高台にある鉄輪（かんなわ）エリアは、いたる所で湯けむりがのぼるレトロな街並み。
海を見下ろす鉄輪のみゆき坂～いでゆ坂
あまりお土産屋や飲食店はなく、観光客も少なく静かだ。
地獄蒸し工房 鉄輪で名物の地獄蒸しランチ。
温泉から噴出する高温の蒸気熱を利用した江戸時代から用いられていた調理法「地獄蒸し料理」を体験できる施設。
食材をざるにのせ「地獄蒸し釜」と呼ばれる約100度の蒸気が噴き出す釜の中に入れ、蓋をするだけ。野菜盛り合わせとお饅頭が入った玉手箱（1.5人前の量）とちまきを自分で蒸して食べた。
初めての別府なのでベタ観光の地獄めぐり。
地獄めぐりは全部で9か所あるが、どれも似たようなかんじなので全部まわる必要はない。
【かまど地獄】
まずは、バラエティに富んだ地獄が出現する「かまど地獄」
1～6丁目までの各エリアに見どころがあり、さまざまな地獄を楽しめる。
飲む温泉や手・足・のど・肌の蒸し湯、砂蒸し足湯や小石が入った足湯など3種類の足湯もある。
かまど5丁目の池は、年に数回、突然池の色が変わる不思議な地獄。
ブルーやグリーンなどの色が、濃くなったり薄くなったりする。温度は95℃。
コロナ禍で観光客が少ない為、平日の別府は空いていた。
赤い池は地獄っぽい。続いて、歩いて5分の「海地獄」を見学
海地獄園内では、オオオニバスや熱帯性睡蓮を栽培しており庭園もきれい。
【海地獄】泉温：約98度
別府の地獄のなかでも最大の海地獄は、コバルトブルーできれい。
カフェや売店もあるので、地獄めぐりの中でどれか行くなら海地獄はおすすめ。
海地獄のお湯で蒸し焼きにした名物「地獄蒸し焼きプリン」を食べた。
きれいなお土産ショップは九州全般の土産品を取り揃えている。
今朝は早起きだったので、早目に宿へ行き、露天風呂を楽しむことにした。
初日の宿は鉄輪のかまど地獄の裏にある旅館、山荘 神和苑（Kannawaen)
園内には能楽堂や茶室もあり庭園には小さな滝が流れる二つの池もあるりっぱな旅館。
展望プールもあり。
高台にある新館の宙（Sora)の和洋室に宿泊。一休.comで予約。
【宙】和洋室・内風呂付 テラスもあり。二人では十分な広さ。
夕食は特選懐石付きをチョイス。
Gotoトラベル35%引き+一休のクーポンで良い旅館もお得に泊まれて良かった。
一休.comでGo To トラベル割引き料金が表示されているので明瞭だ。
お部屋には台湾茶のセット。
お部屋のテラスからは湯煙も見える。
お部屋の内風呂も源泉かけ流し。窓を開けると半屋外で気持ち良い。
さっそく夕食前に大浴場の露天風呂で汗を流す。
久しぶりの旅行だったので、別府湾を見下ろす露天風呂につかると、「あ～！しあわせ」と思わず声がでた。
温泉の後は、旅館の楽しみの一つ、お食事。懐石料理だ。
柿の白和えから始まり、佐賀関産の御造り、のどぐろ雲丹焚き、など。
最後は大分和牛サーロイン。どれも美味しかった。
大分は、かぼすが有名でカボスソーダも美味しかった。
ライトアップされた別府の街を見ながら、露天風呂につかって幸せ。
外国人観光客がいない今、別府温泉は空いていて静かでリラックスできた。
箱根や熱海より人が少ないので、温泉好きなら別府まで行くのも良いかもしれない。
Day2の由布院観光へつづく…