空の旅が大好きな私ですが、ビジネスクラスは10年以上前に2度しか乗った経験がないのです。(ラッキーなアップグレードで)
そこで今回のインド旅行では、成田からデリーまでANA(全日空)のビジネスクラス、スタッガードシート(BUSINESS STAGGERED SEAT)で約9時間半の空の旅も楽しむことにしました。
ビジネスクラスのスタッガードシートでも機材によって座席仕様、機内食が違ったので往復レポートします。
まずは成田空港のANAのビジネスクラスのラウンジで搭乗前に軽食をいただくことに。金曜日の夕方、ビジネスクラスのラウンジはすごく混んでいるので受付で4Fのラウンジ(ファーストクラス用)の利用を勧められました。
ANAビジネスクラスのラウンジはほぼ満席。
軽食はおにぎり、おいなりさん、ドリンクなど。寿司バーは17:00~OPEN
4Fのファーストクラスのラウンジは殆ど人がいなくて静か。
軽食はビジネスクラスのラウンジと同じですが、別途ヌードルバー、
喫煙ルーム、フィッティングルームもあります。
さて、いよいよ17:50発の NH827便 Delhi行きのビジネスクラスに搭乗。
初のスタッガードシートにワクワク!
ANAのスタッガードシートは、互い違いに配置しておりどの席からでも直接通路に出ることができる、全席通路側スタイルでフルフラットベッドになるシート。
デリー行きのビジネスクラスは座席が多いのでガラガラでした。
この機材はWifiサービスなし。
B787の座席数(264/250/212席)によってレイアウトが少し違うのですが、往路の(B787-8) 座席は互い違いに配置してあるので、窓側は1人席、真ん中の隣り(写真↑)にしても隣の席と壁(パーテーション)があります。
プライバシーが守られるし、隣人に気を使わないので出張、一人旅には最適ですが、隣りの席にしても顔が見えないデメリットもあるので、友人との旅行やカップルには向いていないかも。
窓側席は1席しかないためフライト中、主人に話がある時は席を立たないと会話ができません。夕食後は横になって寝るので私達は全然平気でしたが、新婚旅行には向かないかもしれないですね。運航する機材や座席仕様などは変更するので当日まで分かりません。
まずは、ウェルカムドリンクのスパークリングワインかジュース。
私達夫婦はお酒が弱いのでジュースかお茶。ワインや日本酒が充実しているのでお酒飲まない人はビジネスクラスでかなり損してる気分!その分、食べるしかない。
さて、ビジネスクラスの楽しみのひとつ、機内食のディナーです。
機内食は和食か洋食の2種類のうち、私は洋食をチョイス。
銀座のフレンチの名店「ESqUISSE(エスキス)」のシェフ・エグゼクティブ、リオネル・ベカ氏プロデュースによるメニュー。
路線:成田・羽田⇒タイ・シンガポール・インドネシア・マレーシア(深夜便を除く)・インド (2018年9月~11月メニュー)
ANA ビジネスクラス機内食
アミューズ
フォアグラのムースとアプリコットのジュレ。お菓子のチーズスティックとハーブのチーズも美味しかった。
アパタイザー(前菜)
フェンネルとスモークサーモンのムース、ハーブのサワークリーム
これ目当てで洋食にしたけど、メインディッシュより好き。
メインディッシュ
ハーブ入りラッシーでマリネした鶏モモ肉のロースト、ほうれん草
パン(かぼちゃのフォカッチャ、クルミのブレッドなど)
ちなみに、和食を選んだ主人の食事はこちら。(アミューズは一緒)
前の席から撮影したので逆位置です。
和食は太刀魚の押し寿司、有明鶏の塩麹蒸し、柚子大根、辛子蓮根など
もちろん、ご飯、お味噌汁がつきます。
デザートは、ピエール・エルメの中からマロンクリームをチョイス。
ドリンクは、温かいほうじ茶。
機内食は満足でしたが、寝る前にフルーツとお菓子のあられもいただく。
ビジネスクラスはCAが何かと声をかけて気を使ってくれます。
空いていたので主人は、やたらCAさんに話しかけられ、楽しそうでした。
ディナー終了後、ミネラルウォーターが配られ、フルフラットシートにして横になって映画鑑賞とスマホの充電。
アメニティキット(歯ブラシ、耳栓、リップバームなど)はなかったけど、スリッパあり、歯ブラシはトイレにあります。B787のトイレはウォシュレット付きでした。
トルコ航空はエコノミークラスでもスリッパや、歯ブラシ、アイマスクなどポーチのアメニティキットがついて良かったな。トルコ航空は機内食もおいしくて好きです。
18インチタッチパネル式の大型液晶ワイドスクリーン。
長時間のフライトでも、空の旅を満喫できるゆとりの空間。身長175cmの主人の足も完全に伸ばせます。
敷布団のようなマットレスや、毛布より温かい軽い布団もあって、夜なのにTシャツでも寒くないほど快適でした。ちなみにパジャマやカーディガンの貸し出しもあります。
ビジネスクラスのメリットは、シートの広さ、機内食、ラウンジ利用だけでなく、
混雑した空港のチェックインカウンターや、出国時の荷物検査の行列に並ばなくて良いことです。まさに時間を買う価値はあると思う。
帰国前のデリーのインディラ・ガンディー国際空港のビジネスクラスのラウンジ。
ケータリングサービスの食事は、やはりカレーあり。他にはベトナムのフォーなど。
カレーはもう飽きたのでお菓子とケーキで休憩。
ラウンジは混んでいたけど、シャワールームは沢山あり並ばずにすぐに利用できて良かったです。とてもクリーンできれい。
シンクには歯ブラシセットも用意されていましたが、ミネラルウォーターボトルまでの用意はないので、水道水で歯磨きしました。
ちなみに、私はインドのレストランやホテルでもうっかり水道水で口をゆすいだけど、お腹は全然大丈夫でした。
帰国日のインドのデリーから東京、成田までのフライトの様子。
NH828便 デリー 01:10発 → 成田 12:55着(実際は1時間早く11:55到着)
ANA(B787-9)
同じスタッガードシートでも機材が違うため、仕様が違いました。
B787-9の方が新しくて、機内wifi有料サービスあり。
30分 US$6.95 3時間 US$16:95
まず、ビジネスクラスの座席配置。(朝撮影)
フルフラットになるベッドシートですが、往路と違って、シートが互い違いになく、真ん中2列の間のパーテーションは可動式なので、並び席にすれば隣人と会話できます。帰国便では窓側席の私の席から隣の席の主人の顔が見えましたが、会話するには少し離れているかも。
私はいつでも窓側席マストですが、窓側席は1列なのでトイレに行く時に他人に気を使わなくてよいのが何よりも嬉しい。
ユニバーサルタイプのPC電源、USBポート
帰国便はアメニティポーチ(歯ブラシなど)がついてました。
アミューズの他に、
寝る前に機内サービスの、かき揚げうどんを食べました。小腹が減ったら他にも一風堂のラーメンもいつでも食べられます。
帰国便の機内食は朝食です。私は和食をチョイス。
窓はシェードの代わりにボタンで青色に調整するタイプ。
和食の朝ごはん
鮭の照り焼き、厚焼き玉子、ほうれん草、煮物など。
読み物として好きなANAの機内誌「翼の王国」
上海特集を読んで、急に上海に興味を持ちました。
帰りは1時間早く到着し、デリーから東京まで7時間半で到着。
ANAのビジネスクラス(スタッガードシート)は何時間でも乗っていられる位快適でした!ビジネスクラスに乗ってしまうと、もうエコノミーには乗りたくなくなりますね。イミグレーションも優先レーンがあるので行列に並ばなくてもよいし。
ビジネスクラスのチケットは航空券だけ買うと高いけど、JTBのビジネスクラスで行くツアーだとかなりお値打ち価格です。
ユナイテッド会員の私はマイレージも東京⇔デリー往復で10,000マイル以上獲得。
ANA会員の主人のマイルは半分の約5,000マイルしか獲得できず…。主人は腑に落ちないようです。