2018年春の台南一人旅から。
台南に行ったというと友人から「台南って観光スポットあるの?」と聞かれる。台南は観光地を巡る旅ではなくて、古き良きノスタルジックな街を散歩しながら、安いご当地グルメを食べ歩くのが最適な街だと思う。サイズもちょうどよく一人旅に向いている。
新しい台南を知る観光スポットのような所もあり、藍晒圖文創園區(Blueprint Cultural&Creative Park)というアートスポットへ行ってみた。
Blueprint Cultural&Creative Parkはその名の通りブルーを基調にした台湾モダンアートギャラリー。
2015年にオープンしたこのアートギャラリーは古い建物をリノベーションして作られた雑貨屋さんが並び、雰囲気のいいカフェなどもあるので地元の若者のデートスポットやインスタ映えスポットとして人気らしい。
中でも一番目を引くのは、新光三越新天地西門店前にあるブルーハウス。
夜はライトアップされて昼とは違う雰囲気になる。
公園のような敷地内にあるウォールペイントやアート作品などがあり、見て回るだけでも楽しいが、写真好きにはより楽しい場所。
台湾の現代アーティストたちによって描かれた印象的な壁画の数々はインパクトあり。
古い日本の家屋をリノベーションしたお店やレストランが並んでいて、可愛いお土産も探せる。
ショップもレトロな台南らしくてほっこする。
ペットグッズのお店、かわいい。
これも廃墟だった建物らしい。
藍晒圖文創園區はクリエイティブな雑貨を探したり、写真を撮ったり、お茶したり、素敵な時間を過ごせる場所。
この他にも台南は古い建物をリノベーションしたおしゃれなスポットやカフェが沢山ある。このような古い物と新しいものを組み合わせてより街を発展させるという取り組みは、台湾政府が台湾発展計画の一部として推進したそうで素晴らしい公共事業。日本は古い建物をすぐに壊してしまうけど、台湾のようにクリエイティブな建物にリノベーションして若い世代も集まるアートスポットとして残して欲しい。
<藍晒圖文創園區 Blueprint Cultural and Creative Park>
住所:台南市南區西門路一段689巷
OPEN:14:00~21:00(火曜日定休) 24時間入場可(夜はライアップも)
バス:新光三越新天地停留所4から徒歩1分
古い建物を維持するためには膨大なお金がかかるので大変なんです
日本は地震大国ですしね