北インド弾丸ツアー3日目は、楽しみにしていたジャイプール観光。(インド・ラージャスターン州の州都ジャイプル)
マハラジャの邸宅を改装した宮殿ホテル、Jai Mahal Palace, Jaipurで朝食。
昨晩到着した時は暗くて分からなかったがインドらしい回廊から広大な庭が目の前に広がり、北インドで少しだけリゾート気分を味わえる5つ星ホテル。
ホテルスタッフの制服もインドらしくて素敵。
ホテルのレストランでバッフェスタイルの朝食を。種類は豊富でフルーツも沢山あった。朝食はインド料理ではなくオムレツとか普通の洋食を食べ少し疲れた胃を休める。
朝7時30分、お迎えの車でホテルを出発。
出発後、すぐに車が大通りでパンクするハプニングがあったが、すぐにタイヤ交換して街中にあるハワー・マハルへ向かう。
Jaipur(ジャイプール)はPink Cityと呼ばれるだけあって、建物がピンク色で車窓が楽しい。
リキシャ以外に観光用じゃないラクダ車も。
Hawa Mahal, also known as “Palace of Breeze”
シティパレスの近くにあるハワー・マハル(風の宮殿)に到着。1799年建造。姿を見られることを禁じられていた宮中女性のために建てられた宮殿。女性たちは風通しのよい小部屋から祝祭の行列や町の様子を眺めたという。
ピンク色をした砂岩を外壁に用いた5階建ての建造物で、正面から見ると幅広く大きく感じられるが、奥行きがほとんど無くて屏風のような建物となっている。中には入らず、朝日のあたる朝、外観のみ見学した。
更に車を走らせジャイプールの街のはずれにある宮殿城塞、アンベール城(Amber Fort)へ。(世界遺産)ラージプート族のマハラジャによって16世紀に建設され中世の時代にはここが王国の中心だった。
アンベール城名物、象のタクシーで入場することもできるが、この日はイベントがあり象のタクシーは運休で車で山の上まであがった。
アンベール城の見どころは、「世界一美しい門」と言われるガネーシャ門。
精巧な透かし窓や精緻なモザイク、淡い暖色系のフレスコ画は圧巻の美しさ!
イスラム様式の影響を受けたラジャスタン特有のスタイル。
ガネーシャ門 Ganesh Pol
門をくぐると幾何学模様で仕切られたイスラム調の庭園があり、回廊の左手には鏡の間(シーシュ・マハル)がある。
鏡の間 (Sheesh Mahal)
回廊の天井や壁に施された幾何学模様、膨大な数の小さな鏡が散りばめられた鏡の間は必見。
ガネーシャ門の上階も美しい装飾が施されている。
覗き窓があって、広場全体を見回せるようになっている。
インドの子供たちはかわいい子ばかり。インドの服は派手でデザインも大好き。
ゼナーナ The Zenana
マハラジャのハーレム。踊り子の舞台があり、ここでマハラジャ(藩王)は夜ごと宴をひらいたそう。
アンベール城のお土産ショップはインドらしいノートが私好みのノートなどが売っている。
アンベール城は山の中腹に建てられ城壁に囲まれた堅牢な外見だが、城内は美しく芸術的な建物が立ち並んでいて良かった。
中心地に戻ってきて、風の宮殿のとなりにある世界遺産「ジャンタルマンタル天文台」を見学。古代の天文台です。
地面にくぼんだ半球状の計測儀。これらの天体観測器具は今から300年程前に造られたというのに、現代でもほぼ正確に天体の観測が出来るというから昔の人はすごいね。
写真スポットは特になし。
この後は、私的に一番行きたかったジャイプールのシティ・パレスへ。
ジャイプール編つづく…