ANA ビジネスクラスで行く!世界遺産を巡るインド 5日間<出発、デリー編>

10月に夫婦でインドに行ってきた。
北インドゴールデントライアングルを3泊5日で周遊する弾丸旅行。(お試しインドって感じ)ここ数年同じ国ばかりリピートしていたので、初めて訪れる国はワクワクする。インドは広くて短期間での移動も大変なので、今回はお得なJTB旅物語のパッケージツアーに参加してデリー→アグラ→ジャイプールを車でガイドさんと周遊した。

約20年ぶりにツアーを利用したが、ラッキーなことに参加者は私達夫婦のみとなった。ANAビジネスクラスとホテル、食事がセットで料金もかなり安くてお得。

毎日車で200km以上移動したのであまり時間はなかったけれど、
インドの世界遺産、クラクションのうるさい町並み、カレーを堪能できた。
ツアーのマイナス点は、大理石工房、宝石店などお土産屋に毎日立ち寄らなくては行けないこと。その時間はもったいないけれど、それがあるために料金がかなり安いのだから妥協しなくてはならない。それ以外はホテルもきれいだったしコストパフォーマンスが良くて大満足。またいつかインドに行きたい!
短い旅行だったので、お腹も壊さず、トラブルもなくて良かった。

インドに必要な観光ビザは、自分でインド大使館に行き申請した。事前にオンラインで英語の質問約80問!に答えて(旦那の分も)申請用紙をプリント。VISA用の写真と2名分のパスポートを持って九段下にあるインド大使館へ。申請後は2~3日で大使館に行き受け取り。面倒くさい作業だけど、これが安くて早い。旦那のVISA申請は特に委任状は求められなかった。

「ANA ビジネスクラスで行く!宮殿ホテルと8つの世界遺産を巡るインド 5日間」
デリー編

まず搭乗前に成田空港のANAビジネスクラスのラウンジで軽食をいただく。
17:50発の NH827便 デリー(Delhi)行きのビジネスクラスに搭乗。
ビジネスクラスは3度目だけど、初のスタッガードシートにワクワク!
ANAのスタッガードシートは、互い違いに配置しており、どの席からでも直接通路に出ることができる、全席通路側スタイルでフルフラットベッドになるシート。

18インチタッチパネル式の大型液晶ワイドスクリーン。
ビジネスクラスの楽しみのひとつ、機内食のディナーは和食か洋食の2種類のうち、私は洋食をチョイス。
メインディッシュはハーブ入りラッシーでマリネした鶏モモ肉のロースト、ほうれん草、パン。食後のデザートは、ピエール・エルメのマロンクリーム。(2018年10月)

ANAのスタッガードシートは長時間のフライトでも、空の旅を満喫できるゆとりの空間。掛け布団やパジャマもあり。

深夜にデリーのインディラ・ガンディー国際空港到着。
デリーまで往路は約9時間。日本との時差はマイナス3時間半。入国審査はファースト・ビジネスクラス専用のレーンなので長い行列に並ばなくてすんだ。深夜でも両替所は沢山開いている。
25時頃空港出口でインド人のガイドさんと合流して車でニューデリーのホテルへ。

Vivanta by Taj Dwarka
ニューデリーにある「ヴィヴァンタ・バイ・タージ・ドゥワルカ」
新しいホテルのようでロビーもお部屋もすごくキレイでスタイリッシュ。

朝食はビュッフェスタイル。種類は豊富でインド料理も沢山あり。

ホテルの部屋からの眺め

ホテルに迎えに来たインド人ガイドとドライバーと4人乗りの車でデリーの観光スタート。 経済成長著しいインドの中心、デリーは思っていたより建物も綺麗で、街並みも他のアジアとさほど変わらない印象。10月のデリーの気温は日中33℃で割と過ごし易かった。

インド人ガイドさんは、ベテランで日本語も上手。

しかし信号待ちで車が停まると、子供が窓をノックして物を売ったり、パフォーマンス後に手を出してお金をねだる。
特に小さな女の子達はカワイイので観光客としては少しばかりのお金でもあげたくなってしまうが、キリがないので無視する。
現在、政府から物乞いにお金をあげる行為はしないように言われているそうだ。

[世界遺産] クトゥブ・ミナール Qutb Minar

クトゥブ・ミナールは、デリー南の郊外にある古いモスク。
「ミナール」とはモスクの尖塔(ミナレット)のこと。

 

イスラム様式とヒンドゥー様式が混在した独特の様式が特徴で、装飾彫刻が美しい。

インドのサリーや服が大好きな私。噂通りインド人は写真が好きで、一緒に撮ろうと言ってくれる。

 

[世界遺産] フマユーン廟  Humayun’s Tomb
ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟。

インドにおけるイスラム建築の精華のひとつと評され、約100年後に建築されたタージマハルのモデルとなったそうだ。
確かにここ、翌日行ったタージ・マハルに造りがそっくり。

建物の中にはフマユーンの石棺が安置されている。


オールドデリーに向かう途中、インド門へちょっと寄った。

インド門

オールドデリーのレッドフォーに向かう道に来ると渋滞が始まった。クラクションが鳴りやまず騒がしい。車窓から見るニューデリーはきれいで静かだったので、ようやくインドに来たって感じがした。

[世界遺産]レッドフォート
こちらは、翌日アグラで同じようなアグラ城(レッドフォート)を見学するので、外観を見ただけ。

Old Delhi

観光を終えて13時頃「Moti Mahal Delux」にてランチ。
北インド料理の代表料理、タンドリーチキンはこのお店が元祖。大使館があるエリアにあり、ツアーでもよく利用されているようで他にも何人か日本人がいた。

タンドリーチキンとカレー、ジャガイモのお惣菜、ナン、ライス。
日本でもお馴染みの野菜カレー、バターチキン、ひよこ豆のカレーなど4種類。どれもそんなに辛くなくて美味しい。日本のインドカレー店と特に大きな違いはないように感じた。

私達はチャイが大好きなので「Moti Mahal Delux」の近くにある、紅茶店によってもらった。

India Tea Promoter Bureau
緑豊かな通りにあるIndia Tea Promoter Bureauという紅茶店。
ガイドブック「地球の歩き方2018-19」にも掲載されている。

日本語ができる陽気な店主とおしゃべりしながら、マサラティー↑、アッサムティーなど試飲させてもらった。スパイスの香りが良いマサラティーと象の木箱に入ったダージリンティーをお土産に購入した。チャイは今まで色々飲んだが、ここのマサラティーで作るチャイが一番おいしくて日本に帰ってもよく飲んでいる。

1日目のデリーは比較的時間があったので、バザールによってもらってインドの服や布を試着。袖の長さなどはその場で希望に応じて裁断してくれる。
クレジットカード各種使えるお店よりも、カードが使えない安いベタなお土産屋の方が私の好きな服や雑貨が売っている事に気付いた。でもツアーだとそういう安いベタなお土産屋は寄ってくれないのよね。
この後、車でデリーから200km離れたアグラへ移動する。

車で約4時間30分かかる予定だったが、3時間30分でアグラに到着。
デリーの様な都会とは違ってメインストリートも薄暗く屋台が多い。派手なイルミネーションの飲食店や安宿が並び、通りには大きな音楽聞こえてきた。デリーと違ってアジアに来たな~という印象でワクワクしてきた。

ホテルの近くのお土産に寄ってもらい、インドの服と布を購入。

アグラで宿泊した「ザ・ゲートウェイホテルファテーバーグロードアグラ」

お部屋はシンプルだけどのホテルもミネラルウォーター付き。広いプールもある。
本日のディナーはこのホテルのレストランでブッフェ。インド料理メインだけどカレー以外の食事もあった。

The Gateway Hotel, Fatehabad Road, Agra

アグラのホテルから自宅宛てにポストカード出したけど、届かなかった…。
タージマハルのあるアグラ観光へ続く…

 

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