2度目の草津 猿の湯もみショー

春の温泉ホッピングの旅。桜満開の長野県の湯田中温泉で1泊した翌日は群馬県の草津温泉へ移動。長野から新幹線に乗り軽井沢で下車、軽井沢から草軽バスで約75分、草津温泉バスターミナルに午後3時頃到着。東京より8℃位気温が低い草津では桜はまだ咲いていなかった。2度目の草津は裏草津と呼ばれる新エリアと昨年オープンした猿の湯もみショーに行ってみた。

草津のご当地キャラクター、ゆもみちゃん。
日本3大名湯の1つ草津温泉は、自然湧出量日本一。共通の泉質は、酸性の含硫黄・硫酸塩・塩化物温泉。

昨年1月に草津に来たときは、湯畑は雪で覆われていて湯気しか見えなかったが、今回は湯畑の7本の湯桶と湯滝がはっきり見えた。もちろん硫黄の匂いもする。
源泉は熱すぎてそのままでは入れないので、湯畑で流して冷ます。

湯滝に溜まった湯はここから各旅館や共同浴場に共有されていく。強い酸性の温泉で殺菌効果が高いので消毒、石鹸いらず。

草津温泉には6つの源泉がある。
万代鉱源泉、湯畑源泉、白旗源泉、西の河原源泉、地蔵源泉、煮川源泉
共通の泉質は、酸性の含硫黄・硫酸塩・塩化物温泉。

1.万代鉱源泉(ばんだいこうげん)
草津温泉の中でもマグマに近い源泉で高温。無色透明。メタけい酸の含有量が 多いので美肌の湯。保湿効果あり。宿や公共浴場などに幅広く使われている。

2.湯畑源泉
「湯畑」から湧き出る源泉で、白い湯けむりと硫黄臭で草津のイメージ。

3.西の河原源泉(さいのかわら)
西の河原公園内に湧出。古い歴史を持つ源泉。お肌へのあたりがやわらかい。

4.白旗源泉 
1193年に源頼朝が発見し入浴したと伝えられている、草津温泉で最古の源泉。
個人的に一番保湿効果を感じる。美容液みたい。

5.地蔵源泉
古くから眼病に効くと言われている。

6.煮川源泉
新鮮で超熱い。一般の宿には配湯されていないため、共同浴場、日帰り施設「大滝の湯」のみ。

温泉好きなら、草津に行くなら事前に知っておくとがよいかも。
本日の宿、望雲(ぼううん)に荷物を預けて、西の河原通りでぶらぶら。

草津温泉プリン

映画テルマエ・ロマエで主演の阿部寛が腰に巻いていたタオルが売っている。
最近、温泉地で手ぬぐいを買ってしまいコレクションしている。

手造りおかき「寺子屋本舗」

よくインスタで見る、手造りおかき「寺子屋本舗」のおせんべい
私は温泉マーク♨が大好き。

2022年にオープンした、草津の新スポット「おさ湯」
なんと猿が草津の伝統的入浴法”湯もみ”に挑戦。猿の湯もみショーは毎時30分おきに開催中。(水曜日定休)

2度目の草津なら、湯もみガールズではなく可愛い猿の湯もみショーを観たい!
猿大好きな私は、すごく楽しみにしていた。

2匹の芸達者な猿の寸劇と湯もみショー。約15分のショーは期待以上に面白くてかわいかった!手前の猿が師匠で、後ろが新人の設定。
ショーは撮影禁止だけど、終了後に猿の撮影タイムあり。これで600円は安い。

特に後方の猿、ライ君が可愛い!パフォーマンスも完璧で賢い。
撮影中、動かかずにじっと立っているのもすごいプロ根性。すごく頭よくて芸達者な猿だと思ったら、日光さる軍団の村崎太郎さんがプロデュースだった。
2Fはカピバラなどの小動物と触れ合える空間

猿の湯もみ「おさ湯」料金600円
群馬県吾妻郡草津町大字草津字泉水505(湯畑から5分)
OPEN 10:00-17:00  定休日:水曜日(ショーは30分おきに開催)
2Fカピバラなどの小動物と触れ合える空間

猿のショーに圧倒されて2Fのカピバラを見るの忘れた。
前日の地獄谷温泉の野生のニホンザルに続き、私はどんだけ猿が好きなの。
役者の猿は何匹いるか知らないけど、あまり働きすぎないように祈る。

隣は草津土産の「湯あがり かりんと」

ここのかりんとうは紙のパッケージのデザインも良いし、美味しいのでお土産におすすめ。

夕方、本日の旅館、草津温泉 望雲(Bouun)でチェックイン
創業慶長4年(1599年)の老舗旅館。湯畑から徒歩5分。草津バスターミナルから送迎あり。

ロビーからお部屋までの廊下には季節の花が飾ってある。

雲松庵(Unsho-an)1Fのお部屋 (和室/12.5帖 + 広縁6帖 バスタブ、トイレ付)
広いお部屋でウッドテラス付き。広縁にシンクもあり、冷蔵庫にミネラルウォーターあり。
夕食はお部屋で。

お部屋のウッドテラス。隣は露天風呂付のお部屋

夕食前に早速、大浴場へ。
望雲には露天風呂を含め6つの湯船に2つの源泉を引いている。もちろん、源泉かけ流しの新鮮なお湯。

遊山の湯(ゆさんのゆ)午後2時~午前3時半女性専用
内風呂には万代鉱源泉と西の河原の2つの源泉あり。
泉質:酸性の含硫黄、硫酸塩・塩化物温

湯の温度は適温でやわらかな温泉。
西の河原源泉はお肌へのあたりがやわらかく、 お湯がなじみやすい。湯あがりも肌はしっとり。サウナはなかったけど、脱衣場の外にととのいスペースあり。
(お風呂写真:楽天トラベルより)

露天風呂は西の河原源泉。夜の気温は10℃以下でお湯も熱すぎず、気持ち良い。

温泉でリラックスした後は、お部屋で夕食。
有休とって忙しい日常からエスケープして、温泉に入っておいしい夕食を食べる。
このささやかな贅沢が本当に幸せ♪ 温泉はリラックス効果が得られて体にも脳(メンタル)にも良いとつくづく思う。

魚、野菜、牛のすき焼きを食べて、最後に白米、漬物と汁物、デザートを食べて満足。
望雲(Bouun)はお部屋も広くておもてなしもお食事もとても良かった。
体重がMAXになったところで、浴衣に丹前を着て夜の湯畑を散策した。

湯畑のライトアップは雪のある冬の方が綺麗だった気がする。

草津は若いカップルやアジアの観光客が多い。

昨年、宿泊した草津奈良屋
湯守りのいる奈良屋の徳川将軍御汲上の湯将(おくみ上げのゆ)は草津でも質の良い源泉と評判の「白旗」の湯。今までで一番肌の保湿効果があった。ここから私の温泉ブームが始まった。

今回は共同浴場「白旗の湯」に入ってみた。無料。
湯舟は2つあり熱すぎて中々入れない。先客の女性が一生懸命に水足して温度下げてれたおかげで浸かることができた。旅館に戻って、水分補給して再び温泉に入り眠りについた。

2日目は西の河原温泉露天風呂の奥にある大露天風呂、西の河原温泉と新エリア裏草津へ。

つづく…







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