黒猫がいるチャーミングな本屋<マドリード>

私は旅先で本屋めぐりをするのが好き。
スペイン旅行に行く前に個性的な本屋がないか事前にネットでチェックしていたところ、トリブナル(Tribunal)周辺に個性的な本屋やカフェが集中していた。
その中でも行ってみたかったブックストアは、Malasana(マラサーニャ)エリアにある、”Libros para un mundo mejor”だ。

最寄り駅のトリブナル(Tribunal)はマドリード中心地のSol駅から地下鉄で2駅、ショッピングエリアのチュエカにも近いが、もちろんガイドブックでは全くフィーチャーされていない若者の街。

Espíritu Santo通りにあるブックストア Libros para un mundo mejor
黄色い外観がチャーミングなだけでなく、書店というより雑貨屋のような店内には黒い猫がいる。

本のコレクションも良いようだ。

まるで置物のように、おとなしい黒猫が店番していた。

「吾輩は猫である。名前はプレタ」

Hola!と声かけるも、ノーリアクション。はるばる日本から来たおばさんには興味はないようである。

この黒猫のオリジナルトートバッグもあった。

フランスを代表する写真家ロベール・ドアノーの有名なパリのキス写真をデザインしたグッズも販売している。私もスペイン旅の思い出にLibros para un mundo mejorのオリジナルトートバッグやドアノーイラストのTシャツを購入した。スペインの本屋はストアのトートバッグを売っているお店が多い。

この書店は書籍の寄付を受け取り、店の棚に並べる以外に、最も必要な人(学校など)に寄付しているそうだ。ここは既に読まれた本が二度目のチャンスを得る文学空間であり、詩、歴史、個人の成長、哲学などのあらゆる種類の文学を見つけることができる場所。

Libros para un mundo mejor
Calle del Espíritu Santo, 13, 28004 Madrid, Spain
OPEN:11:00-21:00

マラサーニャエリアには他にもいくつか個性的な書店があり、San Joaquín(サンホアキン)通りにある書店もユニークだった。

Tipos Infames. Libros y vinos
Tipos Infamesは独立した文学的な物語に特化したライブラリー。書店の概念にとらわれず、カフェ、ワインショップ、エキシビジョンなど、さまざまな分野で活動を展開しているお店。

バーカウンターがある店内。
本を読みながらワインも飲めるなんて、さすがスペイン。
ワインメーカーと一緒に月に一度の試飲を提供していて、ワインの知識も深められる本屋。

Tipos Infames. Libros y vinos
 Calle de San Joaquín, 3, 28004 Madrid, Spain

スペイン語、英語の本は読めなくても書店巡りは楽しい。
マドリード旅行であまり観光に興味ない人は、寄ってみてはいかが。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です