紅葉も終わりかけた12月、高尾山までコケシを買いに行った。ケーブルカー高尾山駅横にある「高尾山スミカ」の恒例イベント「高尾山こけしまつり」は2017年からやっているそうだ。
今年の1月に宮城県の鳴子温泉に行って以来、すっかりこけし好きになり、東北温泉旅行に行ってこけしを集めている。
久しぶりに来た高尾山。京王線の高尾山口を降りると温泉やカフェができてて以前よりあか抜けた印象。前回は歩いて登ったが、今回はケーブルカーで高尾山駅へ。12月上旬なので思ったほど並ばずにすんなりケーブルカーに乗れた。リフトの方が人気みたい。
高尾山は八王子市にあり新宿から約60分とアクセスが良いこともあって、外国人観光客も結構多い。2007年に富士山と並んでミシュランの三ツ星に指定された高尾山。天狗を祀ったお寺、高尾山薬王院やマウントビアガーデンも人気。
ケーブルカー降り場の前にある高尾山スミカで「高尾山こけしまつり」開催
「高尾山こけしまつり」(2023年は12月1〜7日開催)
青森県の津軽こけし館から東北各地のこけし1500作品とLynxtailのこけし雑貨が高尾山に大集合。
ゲスト:津軽系 阿保正文工人と、鳴子系 齋藤祥子工人の2名
実演やトークイベントもあり。
初めて津軽系こけしを買った。
青森県黒石市にある津軽こけし館は東京からかなり遠くアクセスも悪い。東京の高尾山で津軽系こけしを買えるなんてこけしコレクターとしては嬉しい。私がこけしを選んでる間、旦那は屋台をうろうろしていた。
こけし用のニット帽も売っている。かわいい。
高尾山オリジナル 山ガールこけし( 阿保正文工人)
高尾山こけしは、津軽系こけし工人、山谷レイさん、長谷川優志さん、阿保正文さんにより、一本一本丁寧に手作りされたもので、高尾山をモチーフにした高尾山スミカだけのオリジナル商品。
高尾山のケーブルカーのデザインのこけし
こけしは地域や工人によって顔やデザインが違うからコレクションするのが楽しい。
アメリカのミッドセンチュリーデザインを牽引したEAMS(イームズ)は民芸品が好きで「こけし」もコレクションとしてイームズハウスに飾っていた。
遠刈田系こけし(Togatta Kokeshi)
赤い模様が気に入って、遠刈田系こけしを購入。
高尾山スミカの蕎麦処
ヴィーガンメニューの蕎麦もある
こけしを買ってから、高尾山薬王院まで約15分歩く。紅葉はもう終わりかけていて結構枯れていた。山の上に来ると紅葉は意外と少ない。
開運と聞けば、とりあえず撫でておく。
都心の高層ビルが見える高尾山。山頂まで登れば標高約600m。高尾山1号コースは眺望も良く、最もポピュラーなコース。
コケシ女子がよくやっているように、私も購入したこけしを撮影してみた。
高尾山の天狗をモチーフにした高尾山こけし(山谷レイ工人)
津軽系こけし( 阿保正文工人)
高尾山は何度も来ているから、今回は食べ歩きもせず、紅葉を見て下山した。
復路もケーブルカーで。15時過ぎるとケーブルカー乗り場は行列になり待ち時間が長くなるので注意。ケーブルカー 8:00 – 17:30
帝京大学の書道パフォーマンスをやっていた。
蕎麦屋でウェイティングしている間に焼き栗を食べた。
焼き栗めっちゃうまい。
高尾山名物はとろろ蕎麦なんだけど、とろろはあまり好きじゃないので天ぷらそばを食べた。お蕎麦も値段も大衆向け。
私の好きな温泉♨マークの書いてあるこけしも買った。
高尾山こけしまつりは毎年春と秋に開催。
京王高尾山の駅に温泉施設ができていた。
高尾山は都心から60分で行けて、小学校の遠足で登るような登山コースなので人気。
高尾山口駅周辺の駐車場は紅葉時期やゴールデンウィークなどのトップシーズンは朝8時頃にはどこも満車のことも多いので電車がおすすめ。
高尾山紅葉情報
高尾山スミカ「こけしまつり」