11月の3連休は紅葉を見に久しぶりに静岡県の伊豆、修善寺へ。
この日は暖かく快晴で東名高速から富士山もばっちり見えた。
東名は思ったより大した渋滞もなく約2時間で修善寺に到着。意外と近い。
修善寺 Shuzenji, Izu
修善寺と言えば、この川の上の足湯。
伊豆最古の湯、独鈷の湯(とっこのゆ)
足湯にちょっとつかってみた。
足湯の後は、独鈷の湯(とっこのゆ)脇を通り抜けた先の桂川沿いの小道を歩く。
修善寺に来たら、なんだか谷崎潤一郎の陰翳礼讃 (中公文庫)(いんえいらいさん)を思い出した。
※まだ電灯がなかった時代の現代と違った日本の美の感覚を論じたエッセイ。
朱塗りの橋が美しい桂橋
桂橋から見える新井旅館。建物が文化財になっている新井旅館は非常に風情がある。
今年は暖かかった為か、もみじが赤くない!半分以上青いのが惜しい。
以前、同じ頃ここに来た時は真っ赤な紅葉で綺麗だったのに….
桂橋を渡ると、ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポンにて、二ツ星に輝いた、竹林の小径(ちくりんのこみち)
左右に見事な竹が並び、石畳も美しい散策路。
竹から差し込む木漏れ日、川のせせらぎ….
関東の人は京都まで行かなくても修善寺を散策して温泉に立ち寄れば、風情を感じられるしリフレッシュもできると思う。
修善寺は「伊豆の小京都」と呼ばれるにふさわしい。
東京近郊の人には、おすすめの観光スポットだと思う。
かえで橋 ほんと、今年は紅葉が全然ダメ…
今年はもみじが青いまま、枯れそう…
お昼は蕎麦屋へ 朴念仁(ぼくねんじん) 11:00~15:00(売切れ仕舞い)
まだ11時半だというのに、お店の中にも外にもウェイティングで10組待ちの人気店。
でもお蕎麦屋は回転が早いので15分位待ったら、中に入れた。
天せいろ蕎麦 2,200円
極細の十割そばと静岡産の生桜えびのかき揚げがサクサクで美味しかった。
お座敷の大きな窓の外には竹林が広がり、より、お蕎麦がみずみずしく感じる。
朴念仁の目と鼻の先にある修善寺の老舗高級旅館「あさば」をちょっと見学。
センスもよく、池の上に能楽堂があって高級感があり、泊まってみたい旅館になった。
朴念仁の向いの坂の上にあるモダンな旅館、宙SORA の敷地内もちょっと見学。
入浴、昼食、個室休憩セットあり。
銀杏の黄色も良いよね。
修善寺の中心地へ戻る途中、レトロな射的場を見つけた。
修善寺温泉はきれいな高級旅館が多いイメージだが、温泉地らしく未だにこんな昭和の風景があるとは、びっくり。
指月殿 源頼家の墓があるお寺
竹林の小径の入口、桂橋の目の前にある茶処「竹の里 水ぐち」で、お茶。
せせらぎの音に癒され、ほっこりできる。
あんみつと抹茶ラテ セットで1000円
その後は修善寺から車でちょっと足をのばして
伊豆市吉奈温泉にある「東府やResort&Spa-Izu(とうふやリゾート&スパ-イズ」にある
Bakery&Tableへ。
足湯を愉しめるテラスを併設したベーカリー&カフェ。
夜は修善寺の「虹の郷」のもみじライトアップへ
修善寺 後半へつづく…