江戸時代に中山道の宿場町として栄えた、奈良井宿へ日帰り旅行。
長野県塩尻市の奈良井宿は現在も江戸情緒あふれる古い町並みや、宿が残っている。
新宿駅から8時ちょうどのあずさ5号(2号じゃないのね)で約2時間30分。中央本線の塩尻駅到着。BGMはあずさ2号が止まらない♪
塩尻から中央本線の普通列車に乗り換えて約20分、11時頃、奈良井駅到着。
天気予報通り、奈良井についた途端、大雨。 駅で傘を借りた。
奈良井駅。 こういう地方のローカル駅を見ると嬉しくなる。
列車は13:30の次が、15:59まで約2時間半もない!
奈良井宿の良い所は妻籠宿や馬籠宿と違い、バスに乗らなくても駅からすぐに宿場町の古い町並みが始まるのが良い。
G.W後半だけど、土砂降りなので観光客は思ったより少ない。
お昼の時間なので、さっそく「徳利屋郷土館茶房」で五平餅定食と手打ちそば蕎を食べる。
江戸時代は脇本陣、大正から昭和初期までは旅館として用いられた後、今は食事処になっている。
島崎藤村も宿泊したらしい。写真が飾ってあった。
囲炉裏席や天窓もある、風情のある店内。
五平餅定食 1,730円 手打ちそば 1,080円
手打ちそば、3色タレの五平餅、煮物、豆腐、サラダ、フルーツ。
五平餅は胡麻、山椒味噌、クルミの3色タレ
おもちっていうより、焼きおにぎりみたいな固い米。私はこの3色のタレがどれも苦手なので、手打ちそばだけにした。
「徳利屋郷土館茶房」を出ても、雨はひどくなるばかり。しかもゴールデンウィークだというのに、今日は東京でも18℃、長野は15℃位しかなくて寒い…
もう、何だか江戸時代にタイムスリップしたみたい。 奈良井宿はこのような歴史の面影を残す街並みが約1Km続く。
歴史を感じる越後屋旅館 <ゑちごや>
奈良井宿には蕎麦屋と木曽の伝統工芸である漆器屋が軒を連ねる。
<才田屋漆器店>
ここは卸問屋なので、良質な木曽檜の漆器が安く買える。
我が家も汁碗と木の茶碗を購入。木曽檜のお弁当箱も欲しかったけど、お弁当つくらないしな~
奥まで行くとお土産屋が並ぶが、奈良井宿はあまり観光化されてなくて、千本格子の古い町並みがよく保存されており、当時の生活を垣間見ることができる。
鎮神社(しずめじんじゃ)で折り返し、来た道を戻る。
松本行の電車まで時間がありすぎるので、古民家カフェでお茶して身体を温めてしばし休憩。
古民家カフェ <カフェ風花>
http://www.naraijuku.com/2010/10/cafe.html
カフェ風花にはおしゃれな雑誌が置いてあり、ゆったりとした時間が流れる古民家カフェ。
座敷とテーブル席があり、今日は寒いのでストーブがついていた。
手作りメニューが可愛いくて。
カフェラテとレアチーズケーキをオーダー。
ケーキは300円。と安いけど、かなり小さかった。
カフェ風花おススメです♪
こちらは、手造り菓子と漆器の店、 茶房「こでまり」
http://www.naraijuku.com/2010/10/post-4.html
さて、奈良井駅の方に向い、15:59発の列車で松本に向います。
大雨で傘を片手に写真撮る度に、レンズが濡れて大変でした。
後半へつづく…
【中山道木曽路 奈良井宿観光協会】
http://www.naraijuku.com/