私が台湾を好きな理由はアート、カルチャーの発信地が多いから。特に古い建物を有効活用したリノベーションスポットが多く、台湾に行くたびに訪れている。
数年ぶりに訪れた台湾で楽しみにしていたのは、松山文創園区内にあるリノベーション図書館、「不只是図書館 Not Just Library」
「単なる図書館じゃない」と言う名のこの図書館は、昔の大浴場跡地を改修して作られた図書館。日本統治下時代、この一帯は煙草工場でそこで働く人達の共同浴場だったそうだ。煙草工場1998年に閉鎖された。
入場チケット(50元)が必要。
オンラインチケット発券システム:https://supr.link/mvfxj
または、インフォメーション向いのサービスデスクで入場チケットを購入すると紙のリストバンドをつけてくれる。靴を下駄箱に入れて館内へ。飲食や大声でのおしゃべりは禁止されている。
国内外のデザイン雑誌100種以上、グラフィック、産業、建築、服飾、アートなどの書籍10,000冊。デザイン関連のエキシビジョンも開催される。
この日の午後はイベント準備のため利用できるなくなるので、館内は空いていた。
この図書館が掲載されている「BRUTUS台湾特集」も陳列されていた。
となりの広いスペースはタイル張りの浴槽が残っていて、少しレトロな雰囲気。
図書館の概念を覆したデザイン。単なる読書だけでなくクリエイティブな思考に浸れそう。昔のタイルの浴槽はカウンターに再利用され、桶や子供向けの絵本がディスプレイされている。
閲覧スペースは窓から自然光が入る明るいスペース。台北の繁華街の喧騒から逃れて静かに過ごせそう。
本の閲覧だけでなく、平日ならワーキングスペースとしての利用も良いかも。Wi-Fiやコンセント完備。
花柄のタイルは台湾らしくレトロでかわいい。
不只是図書館 Not Just Library
開館時間:火曜~日曜 10:00~18:00 售票至(チケット販売)は17:00まで
オンラインチケット発券システム:https://supr.link/mvfxj
当日券で「台湾デザインミュージアム」と「図書館だけじゃない」は営業時間内に自由に出入りできる。
松山文創園区は、MRT市政府駅から徒歩約5分。
松山文創園区内は以前来たので、今回はこの周辺だけぶらっと覗いたただけ。
「谷口写真企画室」 カメラ好きの人は入ってみて。懐かしいよ。
前回、松山文創園区に来た時に行った閲楽書店は、既に閉店してしまったようで残念だ。(写真は2018年)
このCAMA COFFEEも気になったけど、なぜか営業していなかった。この建物は元ボイラー室だった場所。やはり松山文創園区は一番好きなリノベーションスポットだわ。
午後は、富錦街に行くので近くにある小籠包の有名店、杭州小籠湯包(Hang Zhou Xiaolongbao)の2号店、民生東路店でランチ。
杭州小籠湯包民生東路店は1号店のような庶民的な店構えとかなり違って、広くて少し高級感のあるレストランだった。メニューも切り干し大根揚げ餅がなかった。
ヘチマと海老の小籠包と大根餅が美味しかった。やはり「杭州小籠湯包」は美味しい。