初夏の太宰府天満宮でフィンランドを感じる

2018年6月の話だが、仕事で東京から博多に行った。
初めての博多だったので、翌日土曜日に大宰府まで足を延ばしてみた。
太宰府天満宮の境内の中に入ると、日本人より中国人と韓国人の観光客が多くて騒々しかった!耳栓が欲しいくらいおしゃべりする声がうるさかった。まるで京都のお寺で修学旅行生の団体とかぶってしまったかのように。
境内の中にある池で写真を撮ろうにも中国人グループのセルフィー棒と日傘が邪魔をして風情台無し。参拝するのも行列。
暑さとノイズで、神社にいるにも関わらず、心が安らぐどころかイライラするほど心が乱れてしまった。

参拝を済ませた後、喧騒から逃れるように、境内の中にある宝物殿と文書館へ入った。
太宰府天満宮の宝物殿では、フィンランドとつながりの深い二人の日本人アーティスト 陶芸家 石本藤雄と、写真家 津田直による「太宰府、フィンランド、夏の気配。」を開催していた。
太宰府天満宮の御祭神 菅原道真公は、「学問の神様」のほか「文化・芸術の神様」として、古くから崇められている。

文書館では「辺つ方(へつべ)の休息」と題して、北欧の人々が短い夏を楽しむサマーコテージやフィンランドの離島に到来する初夏を写し取った津田直の写真作品を展示していた。

文書館の中は日本家屋らしく涼しくて、人は10名以上いたけど静かだった。
初夏の瑞々しい木々を揺らす風が心地よくて、文書館に入ったとたんに心が穏やかになった。

畳の上に展示された涼しげなフィンランドの風景写真も良かったが、緑あふれる文書館の中がとても心地良くて癒された。私は縁側大好きだし。

太宰府天満宮 文書館
〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号

宝物殿では「実のかたち」と題した太宰府天満宮の象徴である梅の実や夏に旬を迎える冬瓜、あるいはヤマモモ、ブドウ、木苺、南天の実をモチーフとした石本藤雄の陶器作品陶芸家 の作品を鑑賞。

太宰府天満宮 宝物殿
会期:2018年5月12日(土)〜7月1日(日)

文書館前の菖蒲池では、水無月の季節の訪れを告げる花菖蒲が6月上旬~中旬に見頃を迎え、夜間にはライトアップされる。太宰府天満宮は境内の自然とアートがあり良いお散歩コースになった。

最後に太宰府グルメ。

大宰府天満宮表参道にある「ふくや」にて「明太子お茶漬けセット」864円

寺田屋の梅ヶ枝餅

スターバックス太宰府天満宮表参道店
店舗の入口から店内にかけて木組み構造を用いた隈研吾らしいデザインになっている。

大宰府から列車で博多駅に戻りKITTE博多にある「Shin Shin」で博多ラーメンを食べた。
極細麺もスープも美味しい! 東京でも食べたいな。
最後に博多ラーメンで満足して福岡空港へと向かった。

博多らーめんShin-Shin
福岡市博多区博多駅中央街9-1 KITTE博多B1

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