初めての韓国~夏のソウルで街歩き

안녕하세요(アンニョンハセヨ)、初めて韓国に行ってきた。私は今まで台湾、タイ、インドネシア、シンガポール、マレーシア、インド、とアジア旅行は15回以上行っているが、韓国を訪れるのは初めて。ソウルの街並みは日本と似ているイメージがあったし、私は韓国コスメやK-POPにも興味がなかったので行かなかった。最近、私の周りで韓国に行く人がやたら多くて、韓国コスメや美容、カフェ、グルメの話を聞いているうちに、一度行ってみたくなった。
思い立ったらすぐに行動。ソウルの街やカフェをyoutubeやInstagramでチェックして、急遽7月に2泊3日でソウルへ。エアーソウルの航空券はH.I.Sで3万円だったので、国内旅行程度の値段で行けるのが良い。

韓国初心者の女一人旅。まずは記憶の新しいうちに2泊3日のハイライト写真をアップしておく。

<Tokyo Narita→Seoul (Incheon Airport)>

初めて利用するエアーソウル。成田空港第1ターミナル→ソウル 仁川空港第1ターミナル(Incheon Airport)2時間30分のフライト。しかし、自宅から成田は遠すぎた…仁川からソウル中心地も遠いので思ってたより移動時間が長かった。成田空港のチェックインカウンターは15分待ち位で思ったより空いていたが、日本到着便が遅れたため、30分Delayとのこと。

ソウル行きの機材にはモニターやUSBがなかったが、成田行きの帰国便はモニターとUSBでスマホの充電ができて良かった。シートピッチはANAと同じくらいで特に狭いということはなく全然問題なし。窓側席は空いてなくて通路側だった。

仁川空港第1ターミナルに到着後、旅客ターミナルまでは無人シャトルトレインで移動して入国審査へ並ぶ。入国審査は平日の午後だったためか15分位で入国できた。
空港出口の前にあるエアポートバス乗り場でチケットを購入し、ソウル市内の安国まで約70分だった。バスは一人席もあり快適。自分の降りるバス停で停車ボタンを押す。

宿泊場所はカフェが飲食店が所狭しと立ち並ぶ益善洞(イクソンドン)韓屋村エリア。
ホテルは地下鉄 5号線 鐘路3街(チョンノサムガ/Jongno3(sam)-ga)駅から 徒歩5分。カフェが多い安国駅も徒歩8分。徒歩圏内でカフェ巡りができるのでこのエリアにした。寝るだけのホテルなので部屋は狭かったが、鐘路3街駅は地下鉄3路線通っていて、どこに行くにも便利だった。

益善洞(イクソンドン)韓屋村

低い石垣と狭い路地の間に人気の飲食店が並んでいる観光客の多い場所。韓屋(ハノク)をリノベーションしたカフェだらけ。Instagramでよく目にする人気のカフェ「清水堂Cheongsudang Bakery」や塩パン専門店の「ジョヨント塩パン」もこのエリアにある。プリクラショップも多い。

韓国は今(2024年)塩パンブームで特に益善洞(イクソンドン)には塩パンのお店が目立つ。韓国の流行はすぐに変わるそうだ。

人気の塩パン専門店「자연도소금빵/永宗島(ジャヨンド)塩パン」
到着した18時頃は並んでなかったが、午前中は並ばないと買えない。4個セットで12000KRW(約1,300円)で単品売りはしていないので、最終日にテイクアウトして食べた。バターたっぷりの塩パンは塩が効いてて焼きたてでなくても美味しかった。飛行機の中でつぶれて冷めた塩パンを食べたが、時間が経つとより塩分が増して出来立てより美味しく感じた。店舗は聖水(ソンス)にもある。

清水堂本店 (Cheongsudang Bakery /청수당 베이커리)

清水堂本店 (Cheongsudang Bakery )はInstagramでよく見かけた日本風の和カフェ。京都や鎌倉にありそうな古民家カフェで入り口も素敵だった。

清水堂のメニューは箱庭のような抹茶のスフレカステラがお勧めのようだが、私は大好きなモンブランと抹茶ラテを注文。モンブランは大きくてボリュームがあり、甘くて胃がもたれてしまった。

SEUL coffee
線路があってユニーク。韓国のカフェすごいな。

プリクラショップも多い

タムソッイクソン 담솥 익선직영점 韓国の釜めし屋。
鍋焼きご飯の上にステーキやアワビがのってて美味しそう。人気があるようで夜は 30 分待ちだった。口コミ見ても美味しい、とレビューが良い。次回、韓国行ったら食べたいと思った。

韓国のお酒は焼酎とビールがメイン。

5号線 鐘路3街(Jongno3(sam)-ga)駅前の通り。居酒屋が多くローカルな若者で賑わっていた。7月のソウルは夜8時まで明るい。気づけば21時を過ぎていた。19時頃大きなモンブランを食べてしまったのと、外があまりに蒸し暑かったのでお腹が全然すかなくて、夜はコンビニでキンパとヨーグルトを買ってホテルへ。今朝は朝5時に起床したので早めに就寝。

朝8時頃、安国駅にある人気のベーカリーカフェ「Cafe Onion 어니언 안국점」にパンを食べに来た。平日だったので朝8時頃までは並ばずに入れて席もあったが、お店を出る頃には行列ができていた。土曜日の朝通った時はすでに8時頃から行列ができていたので朝は混むようだ。

韓屋(ハノク)をリノベーションした広いカフェ。店内の7割以上は日本人か?日本語ばかり聞こえる。

クロワッサンと塩パン以外はケーキのような甘いパンが多。しかもサイズが大きくて日本のパンの1.5倍はある。

Cafe Onionのシグネチャーのパン。甘そうだしボリュームがすごいので食べなかったが。

ケーキのような甘いパンはやめて塩パンとカプチーノにした。塩パンは「ジャヨンド塩パン」の方が塩分効いてて美味しかった。

Cafe Onionの近くにあるギリシャヨーグルトの人気店、「DOTORI GARDEN」
ギリシャヨーグルトも好きなのでここも食べてみたかったけど、朝から長い行列ができていて30~1時間待ちのようだったので断念した。ソウルの人気カフェは朝はすごい行列で驚いた。

地下鉄に乗って違うエリアへ移動。韓国の交通系、T-moneyカードはセブンイレブンで買って、駅の券売機でチャージした。ロンドン、スペイン、シンガポール、台湾、タイ…旅先で購入した各国の交通系カードが溜まってきた。

韓国の若者に人気の街、聖水(ソンス/Seongsu)に行った。
改札を出るとエスカレートの壁面は韓国コスメのhince(ヒンス)の広告で覆われていた。こういう色白の男性のポスター見ると韓国に来た!って感じ。K-POPは全く知らないので、この人が俳優なのかアイドルなのか分からなかったが、綺麗でかっこいい。
帰国後にネットでチェックしたら韓国発グローバルグループ、ENHYPEN(エンハイプンのSUNGHOON(ソンフン)박성훈でした。透き通るような白い肌に涼しい顔で夏の化粧品のアンバサダーにぴったりだね。

聖水(ソンス)の街。元々、工場が集まる工業地帯だったエリアだが、近年は廃業した工場や倉庫をリノベーションしたおしゃれなカフェやアパレルショップが増加している。代官山のようにおしゃれな路面店が多い。

倉庫をリノベーションした広いカフェ、聖水洞大林倉庫ギャラリー。 
オープンの11時過ぎに入ったので誰もいなかった。

聖水(ソンス)で人気なのがこのCafe Onion。この古い建物が良い。
ここは韓国に興味なかった時から外国人のインスタ見て行ってみたいと思っていたカフェ。

パンの種類は安国店と同じ。店内のカウンターは並んでいたが安国店よりは空いていた。

BETON ここも塩パン専門店のカフェ。

日本の昭和レトロなお店発見。日本だけでなく韓国の若者も今、レトロブームだそう。私も昭和レトロ好き。

Diver Chu! POPなチュロスのカフェ。ガラガラだった。
ソンスにはおしゃれなブティックも多く、服も見たがサイズが小さい。やせてる若い女子用って感じで試着する勇気はなかった。時間があまりないので明洞へ移動。

明洞では食事とショッピングをした。やっと韓国コスメと人気のスキンケア商品を買える。
明洞はイメージ通り、新宿、渋谷みたいな賑やかな繁華街。町としては東京みたいで魅力ないけど、行きたい飲食店や化粧品店、ドラッグストアはここに多い。

初めての韓国なので、人気の明洞餃子本店(명동교자 본점)で韓国のうどんを食べた。15時頃だったので1FはCloseしていて2Fに少し並んでいたが回転率速いので10分位で入れた。

明洞餃子の一番人気、ひき肉入りの韓国手打ち麺、칼국수(カルグクス) 11,000ウォン
麺がツルツルで鶏ガラスープも美味しかった。만두(マンドゥ)という蒸し餃子は10個入りで1人では量が多かったので食べなかった。キムチは日本より少し辛めかな。
美味しかったけど、ミシュラン獲得しているの、びっくりなんだけど。

韓国行ったら女性が必ず行く大人気のオリーブヤングではなく、小さな化粧品屋で人気のスキンケアを購入した。商品70%OFFで人気のLINDSAYモデリングマスクカップ(写真)やシートパック(ナンバーズイン)が20パックまとめ売りしていたので購入。オリーブヤングより広告費がかかっていない分、安いそうだ。オリーブヤングでなくてもパスポートを見せれば3000円以上でその場で免税してくれる。

美容に全然興味がなかった私だが、韓国土産でもらったモデリングマスクパックがファイシャルエステ並みに良かったので、値段の安い韓国で沢山購入した。毛穴の老廃物が取れて肌がワントーン明るくなるのを実感したのでおすすめ。

韓国コスメ、InnisFreeで人気商品のミネラルパウダー他、化粧品購入。

韓国の人気ファッションブランド「STYLENANDA(スタイルナンダ)」のピンクビルへ。
024年4月にリニューアルオープンした宇宙をテーマにした3CE ピンクスペースホテル (スタイルナンダ) 3CE 핑크 스페이스 호텔 (스타일난다)
ここはド派手でびっくりしたコスメショップだった。これが化粧品売り場とは!

1Fが自社コスメの3CE(スリーシーイー)の化粧品、2Fがポップアップストア、3Fがメイクアップ、4Fがアパレル、5Fがカフェで宇宙のカジノをテーマとした「スペース・カジノ・カフェ」

カジノをテーマとした5Fの「スペース・カジノ・カフェ」3CE SPACE CASINO
ピンク一色で遊び心満載のド派手なカフェ。

喉が渇いたのでシグネチャードリンクのソーダを飲んだ。小さなナタデココが入っていてドリンクは見た目よりも美味しかった。

夜は東大門(トンデムン)タッカンマリ横丁へ
タッカンマリのお店が軒を連ねる。人気の「元祖〇〇」や「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」は二人前からの注文だし、並んでいたので、その並びにある他のタッカンマリ店へ。

明洞タッカンマリ巨成店(Myeongdong Dakhanmari 명동닭한마리 거성점)は一人前(鶏ハーフサイズ)でも注文できるので1人旅でも大丈夫。日本語メニューとタッカンマリの食べ方も日本語で書いてあるので韓国初心者でも安心。

骨付きの鶏肉、ジャガイモ、ネギを煮込む。店内は冷房が効いているので夏でも大丈夫。

初めてタッカンマリを食べたが、鶏出汁が美味しかった。タレは調整して辛すぎないようした。

締めはうどん。お値段も値頃で良かった。

夜の東大門のライトアップ

ソウルに来たら見たかったソウルのランドマーク、東大門デザインプラザ(DDP)
固定観念を覆す建物の設計はザハ・ハディッド氏が担当。

7月のソウルは夜8時過ぎまで明るいので暗くなる夜9時頃に行った。
DDPは、大型イベントが開催できる「アートホール」、韓国デザインと世界トレンドを発信する「ミュージアム」、デザインビジネスの拠点となる「デザインラボ」、文化体験やショッピングが楽しめる「デザインマーケット」の4施設から構成されている総合文化施設。

ハローキティ50周年アニバーサリー特別展開催中だった。

巨大な宇宙船のような近代的な建築物に圧倒され何枚も写真を撮った。夜遅かったので中は見れなかったが、夜10時過ぎてもライトアップしていた。

ホテルのある益善洞(イクソンドン)に戻って来た。道が狭い益善洞は路地裏歩きが楽しく、中々ホテルに戻れない私… これだから自由気ままな一人旅が好き。

翌朝、ホテルからソスンラギルの方を散歩しながら敦化門、昌徳宮を見て安国エリアのカフェへ。

London Bagel Museum
安国で一番人気のベーカリーカフェ「ロンドンベーグルミュージアム 」(런던베이글뮤지엄 안국점)へ。
私はベーグルパンが大好きなのでここで食べたかったが、大行列のため断念。ここも並んでいるほとんどは日本人女性ってかんじ?朝8時開店だが、7時半頃から50人位の行列しているそうだ。整理券をもらってまた来ることでできるが約90分待ちのようだ。最近行った人の話ではロンドンベーグル江南店の方はもう少し空いているそうだ。

Cafe Layered Bukchon(カフェレイヤード)

カフェレイヤードはスコーンやケーキが食べられるカフェ。安国駅周辺には本当に女性が好きそうな可愛いカフェが多い。

ARTIST KOMPLEX / CAFE KOMPLEX (아티스트 컴플렉스티스트 컴플렉스)
ガイドブックやインスタで人気のカフェはどこも朝、行列だったので、カフェレイヤードの隣にあるアーティストコンプレックスカフェに入った。
『London Bagel Museum』『artist bakery』のオーナーが手掛けるcafeでセンス良し。

白を基調としたシンプルな内装で、パンは数種類しかなかった。比較的新しいようで、朝は空いていた。店内で服やトートバッグなどを販売していた。

このゆるいイラストが気に入ってトートバッグを購入。ブティックの販売スタッフはK-POPにいそうなかっこいい男の子だった。

タルトのようなパイのようなパンとカフェラテを。コーヒー豆は種類から選べて美味しかった。

安国駅に戻ると『Artist bakery』があった。ここでARTIST KOMPLEXの宣伝を見て、同系列だと知った。Artist bakeryも店の外まで客が並んでいた。ここのパンは美味しそう!次回食べたい。ソウルには行きたいベーカリーショップが多いが、短い滞在では全て食べられないので困る。

景福宮(キョンボックン)駅で降りて西村(ソチョン)エリアへ。

慶会楼や光化門があるこの辺りは韓服を着ている観光客をよく見かけた。

Ofr Seoul(오에프알 서울)
Ofr.parisはパリに本店をもつアートブックストアで2Fにはおしゃれな雑貨も充実したお店。
路地の奥にあり分かりずらいが、事前にNAVER MAPに保存していたのでたどり着けた。ここ、日本人女性だらけだった。

食器やレースのコースターを自分でコーディネートして購入した。おやつ用に良さそう。

Ofr.parisのトートバッグがおしゃれな韓国女子の間で流行っているという。帰国後、渋谷と原宿でも持っている人を何度か見かけた。

Ofr Seoulの周辺。韓国のゆる~いイラストが好き。

西村のAesopは板の間に座布団もある韓国スタイルのデザインだった。

西村エリアは山も見えてローカルな飲食店以外に路地にはいい感じのお店もあって散歩好きには楽しい。

仁寺洞(インサドン)を通りながらホテルに戻る。

アンニョンインサドン仁寺洞 韓服着てるLINEのキャラクター。

アンニョン仁寺洞の中にも色々美味しそうな飲食店があった。

人気の塩パン専門店「자연도소금빵/永宗島(ジャヨンド)塩パン」
帰国直前にここで塩パンをテイクアウト。4個入りなので1個だけお店で食べて後は持ち帰って機内で食べた。テラス席しかないので、汗だく…

パンが入った紙パッケージのデザインがおしゃれ。季節のドリンクのパイナップルジュースも皮にストローさしてあって映える。

お菓子のお土産は昔から大好きなHBAFのナッツ。いつのまにか種類がものすごく増えていた。

仁川空港第1ターミナル。帰りのエアポートバスの代金はT-moneyカードが使えないので現金か空港到着後にクレジットカード払い。帰国便は出発ゲートが近かったので無人シャトルトレインに乗らずに済んだ。

最後に大好きなビビンバを食べた。ビビンバは美味しいけど日本でも食べられる味かな。

エアーソウルは定刻出発だった。ほぼ満席。

成田行きの機材はモニターとUSBでスマホの充電ができて良かった。機内エンタメは韓国映画のみ。成田まで2時間30分で着くからエンタメや機内食は必要ないけど。

初めてソウルに行ってみた感想は、
・やはり初めて訪れる街は散歩しているだけで楽しい。
・毎日湿度が高くて東京より蒸し暑かった。
・カフェがやたら多い。特に塩パンブーム。
・景色は東京に似ているが、文字がハングルなのでやはり外国。
・日本人だらけ

今まで近場の海外旅行と言えば台湾だったが、韓国も近くて安いのでありかな。
空港のインフォメーションセンターにおいてあった、ソウル観光ガイドブック本は色んなエリアの写真が載ってておすすめ。

またすぐに韓国ソウルに行き、今回行けなかったエリアに行く予定。2度目の韓国旅行に備えて今、トラベル用の韓国語をyoutubeで少し勉強中。本を買ってハングルも少し読めるようになった。単語は全然覚えてないのでハングル読めても意味は分からないけど。

ソウル旅行記つづく…

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