今年の私の目標は「毎月、温泉に行く!」
1月は宮城県の鳴子温泉へ、2月は福島県の会津東山温泉へ。過去に福島県に行ったことはあるが、会津若松に行くのは初めて。会津は観光スポットやレトロな建物が沢山あったので、温泉に浸かりリラックスというよりは観光で歩き疲れた旅となった。
1日目 会津若松 七日町通り~鶴ヶ城~東山温泉「庄助の宿瀧の湯」
2日目 会津若松 さざえ堂~福西本店~喜多方レトロな街並み
会津旅のキーワードは、蔵、日本酒、喜多方ラーメン、新選組、土方歳三、小原庄助さん
東京駅から東北新幹線「やまびこ」で福島県の郡山駅で下車。JR常磐西線に乗り換え、会津若松駅まで76分。JR常磐西線は2両編成のローカル線なのに満席で混んでいた。ローカル線に1時間以上も立っているのはきついな、と思っていると途中の「猪苗代」で半分以上の客がおりて椅子に座れた。「猪苗代」はスキーリゾートなので殆どの客はスノボやスキー旅行のようだ。この列車や会津でも外国人をよく見かけたのでインバウンドが復活したようだ。
会津は思ったより雪が少なく、日中は東京より少し気温が低い位。
JR「会津若松」駅到着。Welcom to AIZU
会津バス 街中周遊バスは「ハイカラさん」と「あかべぇ」の2つのルートがある。乗車券210円。1日乗車券600円。駅前のバスロータリーで販売。バスも混んでいた。
駅からハイカラさんバスに乗って、まず七日町(Nanukamachi)を散策。七日町駅は工事中でバスが止まらないので阿弥陀寺でバスを降りた。七日町は蔵や古い建物が多いのでまずはレトロな街並みを散策した。
澁川問屋(しぶかわどんや)
格子の美しさが目を引くこの建物は明治初期から昭和40年代まで海鮮物問屋そして栄えた渋川商店。現在は郷土料理の食事処とクラシカルな喫茶店になっている。
会津新選組記念館
新選組ゆかりの七日町通りにある店蔵(明治22年築)を利用した建物。
1階はレトロな「骨董 むかしや」、2階が記念館となっている。新選組に関するお土産や資料がある。
あかべこカフェ
食堂KONTSH(コントシュ)
築100年以上の元漆器屋をリノベーションした古民家食堂
OPEN 11:00-17:00 定休日: 火曜日、水曜日
私の大好きな古民家リノベーションカフェでランチを食べた。
雰囲気が良いだけでなく、食材もこだわった食堂は嬉しい。
冬のごちそう定食『車麩と冬野菜のみぞれ煮定食』
焼き麩(ふ)はジューシーで味もしっかりついている。芋類も玄米も美味しかった。カスタードプリンも美味しそう。
地方に旅に行く時は必ずInstagramで古民家カフェがないかチェックする私。
食堂kontshのInstagramの写真はすごく写真のセンスが良くて参考になる。
白木屋漆器店
創業は約300年前という老舗の漆器店。
会津は蔵や古い建物が多くて写真好きには街歩きが楽しい。
歩いて酒蔵「末廣酒造 嘉永蔵」へ
江戸幕府末期、嘉永3年(1850年)の操業で明治、大正時代の造り蔵が残る末廣酒造。日本酒が好きでなくてもこの重厚感には目を奪われる。中は趣のある木戸、天井の高いホールが特徴。酒蔵の見学は無料で10:00~1時間毎に案内あり。
中は趣のある木戸、天井の高いホールが特徴。酒蔵の見学は無料で10:00~1時間毎に案内あり。
蔵座敷を利用したカフェ、「蔵喫茶 杏」
梁や欄間が見事で黄色いソファがレトロな和カフェ。
仕込み水の水出しカフェ 600円
銘酒の仕込み水で入れたコーヒーや大吟醸を使ったシフォンケーキなどの酒蔵らしいメニューがある。氷もコーヒーでできているので薄まらない。
お土産の売店も充実。
2021酒造年度全国新酒鑑評会 金賞受賞酒、大吟醸 玄宰 (げんさい)
歩いて野口英世青春通りへ
福西本店
会津の豪商、福西家。1886年(明治19年)築の座敷蔵がすごい存在感。
母屋や蔵の見学は翌日ゆっくり見学した。芸術的な和風建築の部屋はすごく見ごたえがあった。福西本店の見学とさざえ堂は会津観光でマスト。1Fはお土産屋。
目の前からバスに乗って鶴ヶ城へ。
鶴ヶ城天守閣(会津若松城)Turugajo Castle
戊辰戦争で約一ヶ月に及ぶ闘いに耐え抜いたことで有名な鶴ヶ城。
明治7年に石垣だけを残し取り壊しが行われたが、昭和40年に再建。
現存する天守閣の中でも唯一の赤瓦の城。天守閣の中は郷土博物館になっている。
天守閣はリニューアル工事中で入れなかったので外観のみ。ミュージアムショップと茶室は営業中。鶴ヶ城リニューアル 2023年4月28日 グランドオープン
私が観光地に行くと必ずメインの観光スポットである寺院や城が改修工事中。今回は温泉がメインだったから別にいいけど、どうしても見たい建造物や店は事前にチェックした方が良い。特に冬の福島はリニューアル工事中のお店が多かった印象。観光周遊バスやJR在来線も4月まで臨時ダイヤで運行していて本数が少ないので注意が必要だ。国内でも海外旅行でも正しい情報は最初に観光案内所で確認した方がよいと改めて思った。
鶴ヶ城の御城印
御朱印は集めているが、御城印を頂いたのは初めて。
バスで東山温泉へ移動。
本日の宿、庄助の宿瀧の湯でチェックイン。
ロビーラウンジの下は川が流れ、対岸には竹林や能舞台「花心殿」が見渡せる。
「庄助の宿 瀧の湯」は、会津東山温泉の発祥の場で開湯1300年、創業130余年の温泉旅館。渓流沿いの絶景露天風呂が自慢の湯宿。館内はリニューアルされておりモダンできれい。会津東山温泉は新選組の土方歳三が傷の治療に訪れた温泉。
さっそく露天風呂へ。
会津東山温泉編につづく…