会津ひとり旅④<レトロだよ!喜多方商店街>

蔵の街、福島県の喜多方街歩き。喜多方ふれあい通りにあるユニークな喜多方ラーメン神社で御朱印をいただいた後、ふれあい通り周辺を散歩。ふれあい通りは2021年に「レトロ横丁商店街」という名称になったようで、商店街は「レトロを生かし、レトロを創る」がキーワードとなっている。

第16回喜多方レトロ横丁のポスター 会津喜多方商工会議所
夏にはイベントもやっているようで楽しそう。開催日が昭和97年(令和4年)とわざわざ年号が昭和で書いてあるところに本気さを感じる。
昭和レトロ散策スタート。

喜多方ラーメン神社のある、暮らしの酒場なみなみの昭和の看板広告ディスプレイ。

これはもう廃業した飲食店。

レトロ横丁にはこのような昭和の小道具がさりげなく置いてあって楽しい。

ふれあい通りから路地裏に入れば、昭和っぽい懐かしい風景がある。メナード化粧品の看板がレトロ。

路地裏を進むとこんな風景。

レトロ横丁商店(ふれあい通り)に戻り、メインストリートを歩くと昭和らしい商店が続く。

商店街、町ぐるみで昭和の看板やフォントをキープしているのがすごい!
東北はやっぱり応援したくなる。サトちゃんもいるよ。

文具、書籍の松本屋。壁には色褪せた数十年前の看板があった。ロボコンや昭和のサンリオキャラクター、パティ&ジミーの看板は保存しておいたのか?

レトロな煉瓦造りの商店、若喜商店は江戸時代から続く醤油・味噌醸造元。店舗の奥にはレンガ蔵と庭があり見学できる。レンガ蔵は平成13年5月に店舗と共に「国の有形登録文化財」に認定された。

醤油、味噌、日本酒の他にも、会津地方の食品や雑貨、お土産のお菓子など色々売っていた。

老舗の若喜商店はオンラインショップで日本酒を買えます。

喜多方市には2600棟もの蔵が点在している。若喜商店から歩いて、蔵の多いおたづき蔵通りへ。

おたづき蔵通りにある、小原酒造
享保2年(1717年)創業の小原酒造は喜多方で290年こだわりの日本酒を造り続けてきた老舗。醪にモーツアルトを聞かせて醸造する蔵粋(くらしっく)で有名。

歴史を感じるこの蔵が本当に素晴らしい。
店内では日本酒の試飲もできる。

向かいにある明治蔵もすごく風格ある蔵。

夕方になり暗くなってきたので坂内食堂で喜多方ラーメンを食べて、JRで会津若松に戻った。

坂内食堂でお土産用に志那そばをテイクアウト。

会津東山温泉に泊まった、はじめての会津若松の旅。レトロな喜多方も街歩きが楽しかった。
印象に残ったのが、老舗旅館の向瀧(むかいたき)、さざえ堂、白虎隊、土方歳三。会津若松は歴史を感じる古い街で思っていたより見どころが沢山あった。白虎隊のストーリーは悲しいけれど、幕末時代の歴史が好きな人はもっと楽しいと思う。福島にはまだまだ観光名所や自然景勝地があるので、また列車旅をしたいと思う。
温泉が好きな私だが、今回、向瀧や会津若松の福西本店を見て芸術的で奥が深い和風建築にも興味が出てきた。次回は重要文化財のお風呂がある老舗旅館に泊まろうと思う。

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