ヴェネツィアのシンボルであるサン・マルコ広場の周りには、豪華なカフェやレストラン、美術館、ショップが立ち並ぶ。
中でも有名なカフェ・フローリアン (Caffè Florian)は現存するヴェネツィア最古のカフェで、カフェ・ラテ発祥の店と伝えられています。
1720年に創業し、多くの文化人や作家などにも愛されてきたカフェ。
作曲家のワーグナー、ドイツの詩人ゲーテ、「赤と黒」を書いたスタンダール、画家のモネなど。
当時のカフェはただコーヒーを飲むだけでなく賭け事や、政治の話などをする社交場の役割も兼ねていたようです。ゲーテは著書『イタリア紀行』に「サン・マルコ広場に肩を並べるものはない」と書くほどヴェネツィアに惚れ込んでいたそう。
今はカフェというよりは、観光名所の一つとなっています。
クラッシックな雰囲気が最高のカフェ
中を覗いたら日本人観光客も沢山いました。
店中は小さな美術館のような内装で、いかにもヨーロッパ。
1800年代から内装や装飾がほとんど変わっていないというのは、さすがイタリアですね。
広場では曲を奏でるオーケストラもいます。
1700年代から美味しいカフェラテを飲んでいたイタリアだもの、アメリカのスターバックスは必要ないよね。
スターバックスが2017年にイタリアのミラノに初店舗をオープンする計画があるそうですができたのかな? どこでも美味しいコーヒー(エスプレッソ)が飲めるイタリアにスタバは必要ないじゃん!と私も思う。
特にローマやヴェネツィアなどでは景観損ねるからアメリカのチェーン店は出店許可しないでほしいな。