ハワイの中古レコードショップでもCity Popが流行中<Hungry Ear Records>

2024年の5月のハワイ滞在中、カカアコにある複合商業施設 SALT At Our Kaka’ako(ソルト アット アワー カカアコ)にある中古レコード店に行ってきた。
SALTはワイキキの大型ショッピングモールと違ってテナントとして入っているレストランや店舗のほとんどは地元の小規模ビジネス。おしゃれで個性的な店舗が集まっていて楽しい。日本で事前にチェックしていたSALT内にある”Hungry Ear Records”へ。

Hungry Ear Records (中古レコード店)
ハングリー・イヤー・レコードは、1980 年にオープンしたハワイ最古のレコード(Vinyl)店。

ロンドンの中古レコード(Vinyl)/CDストアと違って私の好きなジャンルは少ないけど、1970年代のロックアーティストの日本プレス版とか1980年代の洋楽のカセットテープとかもあって楽しい♪ 

中古CDはなく、Vinylやカセットテープなどのアナログ商品ばかり。

日本語のキャプションカードがついたままのLPレコード。
そういえば昔は洋楽のタイトルには日本語タイトルをついていたものだ。”Gentlemen Take Polaroids”の邦題は「孤独な影」とか。

山下達郎(Tatsuro Yamashita)や大貫妙子(Taeko Onuki)などここ数年、海外で人気の日本のCity Popのレコードも沢山あった。
達郎さんは昔、仕事でお会いしたことがあるが、気難しそうなイメージと違ってフレンドリー。見た目がオタクで話すともっと音楽オタク!(良い意味で)毒舌で話がとても面白かったのことを覚えている。LIVEでもトーク面白いけど。

私も旦那も外資レコード会社に長年勤務していたので、自宅には未だに1000枚以上のCDがある。10年以上前にレコードとCDを数百枚を、ディスクユニオンに売ってしまったけれど。当時はまだシティPOPブームが起こる前、売る時期が少し早かった。それでもシティポップ系のアナログ盤は高額買取で驚いたものだ。一方、CDは二束三文だけどね。オークションサイトで個別に売って発送するのも面倒くさいので。

驚いたのは有名なJ-POPだけでなく、普通の日本人は知らないようなレアな昭和の歌手や廃盤曲だらけのコンピレーション、無名なアニメのO.S.Tなどが意外と多かったこと。まぁ、ハワイは年配の日本人も多く住んでいるからね。

私の好きな洋楽のジャンルはレコードショップの仕切り版でいうと「PUNK/NEW WAVE」か「Alternative」「Techno」。
ハワイ/アメリカよりLondonのレコード屋に在庫が多いジャンル。ギターポップも好きで私はロンドンに行ったら必ずラフトレードに行っていた。

このお店にあったレコードは渋谷や新宿でもっと安く売ってそうなので、わざわざ円安のハワイで買う必要なし。と言うわけで、「あ~中学生の時持ってた。」なんて懐かしんで終わり。

そういえば、ハワイの街中でよく耳にした音楽は今時のヒップホップではなく、マイケル・ジャクソンやa-haなど、80’s Popsばかりだった。古いサウンドが若者には新鮮なんだろうね。80’sと90’sのロック、ポップスは名曲だらけだから、音楽が大好きな若者ならそのクオリティの良さが分かるはず。最近の若者は洋楽を殆ど聞かないし、ヒットチャートもK-popばかり。逆にJ-POPはこの数年、クオリティがあがっている気がする。世界中でJ-POPが聴かれるようになたのは良いことだ。

ハワイのお土産にHungry Ear RecordsのオリジナルTシャツを買って店を出た。早速、翌日来た。

最近、韓国のソウルでもテーブルでアナログレコードが聴けるVinylカフェがあったり、20代の若者にフィルムカメラや昔の日本のデジタルカメラが流行っていたり、レトロブームで昭和生まれの私にはなんだか嬉しい。

Hungry Ear Records 
SALT At Our Kaka’ako(ソルト アット アワー カカアコ)

ハワイに似合うと思う80’sPopな曲はこれ。
Wham! – Club Tropicana (Official Video)

80’sついでに、私が好きな80’s Popsはこれ(隠れた名曲だと思うんだけど)
Kajagoogoo – Hang On Now (Official Music Video)






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