MOA美術館は熱海の高台にあり、海を見下ろす絶景ロケーション。
3月下旬は桜も見頃との事で、美術館鑑賞とお花見を兼ねて車で熱海まで行ってきました。
チケットを購入し、長い長いエスカレータに乗ると、
降りた先には大海原が広がる庭園、そこには見事な桜が満開でした。
海と桜のコラボレーションはきれい!熱海城や初島も見えます。
少し曇り空で写真がきれいでないのが残念。
美術館の中へ
展示スペースの設計は、世界的に活躍する現代美術作家・杉本博司氏と建築家・榊田倫之氏によって主宰される「新素材研究所」が手がけました。
桃山文化の「黄金の茶室」を復元作製
能楽堂
この期間の展示は「北斎と広重 冨嶽三十六景と東海道五十三次
説明するまでもなく、日本が世界に誇る二大風景版画です。
松花孔雀 今尾景年(IMAO KEINEN)
葛飾北斎(1760~1849)の集大成である「冨嶽三十六景」
冨嶽三十六景 「神奈川沖浪裏」HOKUSAI
江の島の岩屋洞窟付近で、ちょうどこんな風景を見たことがある。
冨嶽三十六景は宿場町の様子や、道中の風景、旅人の様子などが見えて楽しい。特に神奈川県、東京育ちだとね。
当時、いかに富士を信仰していたかも分かる。旅の道中に富士山が見えるとパワーを感じるのは現代も変わらないと思う。
「海景 熱海」杉本博
「月下紅白梅図」 杉本博
残念ながら、国宝の尾形光琳「紅白梅図屏風」の展示は毎年2月のみ。
館内には、カフェやレストラン、和食、茶室、蕎麦屋があり食事もできます。
和食・甘味 花の茶屋にて休憩。抹茶ババロア
ロビーからの景色。
熱海に来たら、MOA美術館に行くことをおススメします。
囲炉裏茶屋でランチ。熱海といえば、えぼ鯛ですな~。
「熱海プリン」は人気のようで午前中から並んでました。
MOA美術館
静岡県熱海市桃山町26-2
JR熱海駅よりバスターミナル8番MOA美術館行き 約7分