がっかりだよ、デルタ航空ビジネスクラス搭乗記<羽田⇔ホノルル>

夫婦でハワイ旅行。東京からホノルル行きの飛行機は、旦那のリクエストでビジネスクラスで行くことにした。ホテル代の高いワイキキ、海外航空券も値上がりしている2024年、ANA(全日空)のビジネスクラスより料金が安いデルタ航空で行くことにした。
ビジネスクラスは2016年のANA以来、約6年ぶりに搭乗するので気分はウキウキだった。
ところが、私の海外旅行史上ワースト3に入る悲劇が起こってしまった。

まずは東京羽田空港のデルタラウンジで軽食を食べて出発まで待つ。デルタ航空は羽田空港第3ターミナルに2022年7月に新ラウンジ「デルタ スカイクラブ」をオープン。
ラウンジを利用できる条件は、デルタ航空国際線ビジネスクラス「デルタ・ワン」、「デルタ・プレミアムセレクト」の利用者。アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード保有者で、ダイヤモンド、プラチナ、ゴールド会員であれば、ラウンジの利用可能。と言うわけで平日の夜はかなり空いていた。場所はJALのサクララウンジの真上に位置する。

デルタの羽田ラウンジは新しいのでとてもきれいで広い。

軽食はサラダやチーズ、サンドウィッチ、いなりずし、ラーメンなど。深夜便でも機内食がでるので、食事は軽めにした。

旅のスタート、ここまでは大満足だった。
そして21:55発、ホノルル行きのデルタ航空に搭乗すると、

私の席、窓がない‼ 噓でしょ!?
座席指定する時「窓なし」なんて注意書きはなかったと思うんだけど。座席を変えてもらおうと思ったら他にビジネスクラスの空席はなかった。

窓側席しか乗らないほど窓側席が大好きな私が、飛行機から外の景色が見れないなんて!
深夜便なのでホノルルまでは横になって寝るつもりだったけど、日付変わってホノルル到着前の朝も景色が見れないなんて…。エコノミーの窓側席空いてたら変えてもらおうと思ったほど大ショック。

通路挟んで隣の席の旦那は「ハハハッ…残念だったね。俺はずっと寝てるから」

ディナー前のスナックはナッツのみ。昔乗ったキャセイパシフィック航空のビジネスクラスのスナックはフルーツとチーズだったのに。

ビジネスクラスのディナー。洋食のメインディッシュは鶏もも肉のロースト。前菜は生ハムと帆立のロースト。クリームスピナッチとジンジャーのスープ。
アミューズからのフルコーススタイルではなく、エコノミーみたいにプレートで全て運ばれてきた。こんなビジネスクラスの料理は初めて。でもスープは美味しかった。

デザートはアイスクリームをチョイス。機内でワインを飲まない私達夫婦にはあまりお得感はなかった。

離陸前から窓は閉めてあり食事中もずっと真っ暗なビジネスクラス席。読書灯でどうにか写真撮影できた。
他の航空会社はどこも離発着時は窓のシェードは開けなるように言われるよね?デルタは開けない。デルタ航空は離陸の時も午前中の朝食の時も、ホノルル空港到着前も基本ずっと窓のシェードはどの席もおろしたままだった。

往復とも機材が古くてwi-fiも利用できないし。(これは事前にメールで周知されていた)
フルフラットシートで横になって布団で寝られること以外、メリットなし。むしろ窓から景色が見られない分、不満。数年前のANAビジネスクラスのスタッガードシートはシートも食事もサービスも完璧だったのに。

朝食は濃厚なギリシャヨーグルトとグラノーラ、パン、フルーツ。アメリカンな朝食。グリークヨーグルトはすごく美味しかった。

ホノルル到着前に席の後ろの窓をのぞいてみた。

ホノルル到着後の機内。デルタ航空のビジネスクラスのCAは全員男性だった。これには旦那はちょっとがっかり?でもCAはすごくフレンドリーで面白くてフライト中楽しかった。これだけが良かった点。日本語話せる人もいた。

ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港に予定通り到着。

ビジネスクラスのイミグレーションは5分程度並んだだけで、すんなり入国。「お金を払って時間を買う」これビジネスクラスのメリットだろう。
入国審査は指紋を撮られるだけで、審査官からの質問は一切なし!入国審査が厳しいアメリカで何も質問がなかったことに驚いた。ESTA(VISA)に滞在中の情報を記載しているから?
ハワイの入国審査で職業とか色々聞かれて入国拒否された日本人女性いたよね。

久しぶりに見たワイキキビーチは昔より海が綺麗な気がした。日本人観光客はシニア層しかいなくて若い人は殆ど見かけなかった。円安で滞在費が高いだけでなく、そもそも若い人にとってはもはやハワイは人気の渡航先ではないのだろう。

ワイキキのハイアットリージェンシーに4泊した後、夕方4時出発のデルタ航空→東京羽田行きで帰国。

5月の平日のためかDELTA ONEのチェックインカウンターは空いていた。エコノミークラスは並んでいたが。

ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港のデルタラウンジにて。ホノルル空港はローカル空港なのでラウンジも少し古びた感じで狭い。しかも満席で席が空くまでしばらく待った。ラウンジ内の女子トイレも行列だった。

フルーツ、サラダ、チキン、日本のカレーライスもあった。食事はヘルシーなものが多い。

ようやく席が空いて軽食を食べる事ができた。

サラダチキン。

バナナケーキは美味しかった。

搭乗ゲートに行く前に最後に免税店でお土産購入。マノアチョコレートや人気のホノルルクッキーを購入。

女子トイレのサイン ハワイらしくてイイね。

16時発の東京羽田行きの飛行機を待つ。さて、帰国便のビジネスクラスのシートはどうだろうか。

座席はコックピットの後ろのシート1A。コックピットのドアが開いてて中が見えた。コックピットの後ろの最前列席はイギリスのLCCでしか乗ったことがない。

機材はボーイング767。帰国便のシートはもちろん窓もあり明るくて快適。復路もwi-fiは使用できないとの事。空港へ向かう間に雨が降っていたので虹が見えるといいな。

フルフラットシートになるので、食後はベットの様に横になって寝ることができる。シートにはマッサージ機能もあり。

復路のデルタ航空のCAも、とてもフレンドリーで面白かった。

虹! 空港に着く直前に雨が降ったおかげで、ホノルル離陸前に虹が見れた!嬉しい。

Good by Honolulu!

DELTA ONEのアメニティ。靴下、リップバーム、ボディバーム、ボールペンなど。歯ブラシとボールペンはプラスチックではなく木製。

帰国便のディナー、私は洋食をチョイス。洋食は鶏モモ肉の照り焼き+ジャスミンココナッツライス、ハワイアンフルーツの炒め物。前菜は生ハム、カリフラワーのスープ。
洋食のメインディッシュは2択あり、チキンor焼きそば。
デルタ航空のビジネスクラスの機内食は復路もコース料理ではなかったのでエコノミーの機内食みたいだった。フルフラットシートで寝られるだけでも良しとしよう。

後ろの席の旦那は和食をチョイス。牛丼みたいなメインディッシュに小鉢が沢山あり。洋食より和食の方が見た目は良さそう。

デザートは3種類からチョイスできる。ココナッツケーキは美味しかった。
食べ終わたら、フルフラットにして少し横になった。機内エンタメはあまり魅力なし。
私の機内の過ごし方はいつも大量に撮った写真の整理をしている。

コックピットの後ろ

朝食はサラダチキン、ポテトサラダ、フルーツ。朝食はGood!

夕方、富士山が見えた。羽田空港までもう少し。富士山は毎日通勤中に見えるのに、飛行機や新幹線から富士山が見えるとなぜ、こんなにも嬉しいのだろう。

羽田空港に20:00到着予定だったが、予定よりかなり早く19時20分頃到着。
ビジネスクラスに乗るなら、数万円以上高くてもANAの方が満足度が高いと思った。

参考までに旅費は、
デルタ航空ビジネスクラス+ハイアットリージェンシー(オーシャンパーシャルビュー指定)4泊で夫婦2人で約100万円(阪急トラピックスが安かった)
+現地での食事代は節約してカジュアルなカフェやデリのテイクアウトで済ませたので、1日15,000円位。1$=約156円(2024年5月のレート)

DELTA SKY 9,125マイル獲得(ホノルル往復)
Lyft Ride (提携配車アプリ)102マイル獲得

デルタ航空ビジネスクラスは、ホノルル便のボーイングより、アメリカ本土へ飛んでいるエアバスの方が良さそう。
それにしてもビジネスクラスの窓側席で窓がなかったのには驚いた。食事中、少しのライトもつけてくれず、停電のように真っ暗なのも初めてだった。

今回は窓がない席だったので不満だったけど、事前に機材や座席をチェックしなかった自分が悪いのかしら。とは言え、無事に夫婦でハワイ旅行できて、お天気にも恵まれたことに感謝しなくちゃね。

ハワイ旅行記後半戦に続く…

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