UKロックを語る上で欠かせない、ラフトレード・レーベル。
The Smithsを聴いていた人なら、誰もが知っているよね。
ロンドンのノッティングヒルにあるレコードコレクターの聖地、ラフトレード・レコード本店(Rough Trade shop)に私が初めて行ったのは1998年。もう、20年も前か~。
1976年にレコード店としてノッティングヒルにできてから、今も健在。
ノッティング・ヒル駅(Notting Hill Gate)から週末ポートベローマーケットで賑わう通りを歩くとある。
Rough Trade first opened in 1976, West London, on the doorstep of punk.
当時、ラフトレードレコードに入った瞬間、ちょっと感動。
昔の街のレコード屋さんのような小さなお店だが、他のCDショップとは雰囲気が違う。
日本から来ると、店内のポスターを見てるだけでも楽しい。
イギリスの街中のCDショップでは、たいてい試聴させてくれるのでジャケ買いする前に一応音をチェック。
当時、地下にはアナログやカセットテープもあった。
真上にスミスのジャケ写が。
実は若い頃、ザ・スミスをそれほど好きな訳ではなかったが、初めてのロンドンから帰ってきて改めて聴いてみると、良い意味でも悪い意味でもなく、茶色っぽいロンドンの街に似合っていて好きになった。まだテムズ川にロンドンアイなんて観覧車がなかった頃だ。
ここでレコードは買っていないけれど、お土産に薄いLPバックを買った。
懐かしいロンドンの思い出。当時、まだフィルムで撮っていたので、画像がきれいではないが、それもまたイギリスらしくて良いのだ。
1998年のLONDON 当時、日本で渋谷系と呼ばれていたアーティスト、CorneliusのLive告知
他にもカムデン・ロックマーケットでニルヴァーナやザ・スミスなどの1990年前後のCD化されていないライブ音源のBootleg(海賊版)を購入。
ザ・スミスは確か日本でライブしていないし、ニルヴァーナのCD未収録の曲とか聴いてみたかったし。
ブートレグを購入したことは大きい声では言えないが、フリーマーケットで個人から未発売LIVE音源を買うのは選ぶことも楽しかった。
当時のLIVE音源を聞いた感想を言うと、CDとはアレンジが違うし、ギターの音がやけに生々しく聴こえて当時その場にいたような感覚になり良かった…
今は通勤中や車の助手席で音楽を聴くだけで、CDを購入することは殆どなくなってしまったけれど、今でも実家にある沢山のCDは宝です。
以上、初めての海外一人旅の思い出でした。
ROUGH TRADE SHOP
Rough Trade West130 Talbot Road London W11 1JA GB
ザ・スミス(The Smiths)
イギリスのロック / ポストパンクバンド
1982年、マンチェスターにて結成。インディーズ・レーベルの「ラフ・トレード」に所属し、4枚のアルバムを出した後1987年に解散した。
The Smiths – This Charming Man (Official Music Video)
これが一番有名な曲。