講談社MOOK TRANSIT「美しき神の島へ」特集を読みました。
内容はハワイ島、バリ島、出雲・隠岐のトラベルガイド。しかし観光やグルメの紹介ではなく、スピリチュアルな視点で特集されていて読み物としても中々面白い特集でした。もともとTRANSITは特に写真が素晴らしくて好きな本です。
古事記の舞台だった出雲はよく雑誌でも特集されていますが、同じ島根県の隠岐の島も神の島だったなんて全く知りませんでした。今回写真を見て興味を持ったのは隠岐の島。断崖から見る絶景は素晴らしく、来年の国内旅行の候補地に決定です。
なぜ、ハワイ島やバリ島が神々の島と呼ばれているのか。
ハワイ島やバリ島、火山のある場所は何か惹かれます。もちろん、富士山も。
今回のバリ島聖地ガイドの中に私が行った場所が、いくつかあったので思い出してみました。
★ゴア・ガジャ
インドネシア語で像の洞窟を意味する古代遺跡。
ここは聖地だけあって、観光客よりインドネシア人の信者が多かった。
沐浴場で体を清めた後、像の洞窟で瞑想します。
ジャングル・テンプルへ
ゴア・ガジャはヒンデゥー教の最高神ガネーシャ像やブラフマン像が置かれてます。
この狭い洞窟の中より、湧き水が流れている奥のジャングルにある庭がとても清々しくて好きです。
ゴアガジャの奥にあるこの場所へ来た時、空気感が変わったのを覚えています。
蓮池もあって、すごく気分が浄化されました。
森の精霊がいる雰囲気。
ウブドではこのようなパレードにたまに遭遇します。毎日どこかの村で必ず行われている儀式。
★グヌン・カウィ
バリ島最大の石窟遺跡ながら、ガイドブックでは見落とすほど小さく載っているだけで観光客にはマイナーな聖地。おそらくウブド1日ツアーでも行かない場所。
遺跡自体は特になんとも思わないが、とにかく周辺の景観が素晴らしくて好き。ジャングルの中に棚田があり、小川も流れていてジャングル+田んぼ好きには最高の場所。
カーチャーターしたら、ティルタウンプルと一緒に周ることをおススメします。寺院では肌の露出禁止なので入口でサロン(布)を貸してくれます。
帰りの上りの石階段は300段位あり、ひざが痛い年配の方にはちょっと厳しいかもしれません。
ティルタ・ウンプルから遺跡まで車で5分です。
★ティルタ・ウンプル
ティルタ・ウンプルの沐浴風景。満月と新月の時はすごく混むそうです。
★タナロット寺院
バリのモンサンミッシェルと呼ばれている海の岩の上に建つ寺院。
夕日鑑賞スポットで有名ですが、夕方は大混雑。空いてて海がきれいな朝に行きました。
タナロット寺院とウルワトゥ寺院は聖地と言うより、バリ島で人気の観光地のイメージ。
とてもきれいな場所です。
★ウルワツ寺院
断崖絶壁にある神聖な寺院。ドライバー兼ガイドさんが「バリはタナロット寺院とウルワツ寺院に守られているから、津波がこない」と言っていたのが印象的でした。
ここは海がきれい。
神聖な場所なので信者以外は割れ門から覗くだけで中に入れません。
夜は夕日をバックにケチャダンス鑑賞でおなじみのウルワトゥ寺院。
最後に島根県も。
★稲佐の浜
出雲大社のそばにある海岸で、国譲りの神話で知られる浜。
とても神秘的でした。
★出雲大社(島根県)
出雲大社の写真って、しめ縄の写真が多いけど、やはりご本殿の中がすごい。1周して裏から本殿を見てみて下さい。
中には入れないので外側から拝むだけですが、しばらく見入ってしまいました。木造建築物としても素晴らしいですね。
TRANSIT
TRANSIT(トランジット)32美しき神の島へ ハワイ島/バリ島/出雲・隠岐 (講談社 Mook(J))