ポップカルチャーの巨匠 KAWS TOKYO FIRST展へ

ニューヨーク・ブルックリンを拠点とする稀代のアーティスト、KAWS(カウズ)の日本初の大型展覧会「KAWS TOKYO FIRST」に行ってきた。
本展では、制作初期から最新作までのペインティング、立体作品など150点を超える作品を展示している。撮影OKなのが嬉しい。

会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)
会期:2021年7月16日(金)〜2021年10月11日(月)

KAWSは90年代に知名度を上げたアメリカのグラフィティアーティスト。
ポップカルチャーのアニメーション作品からインスピレーションを受け、とりわけ、目の箇所に✕印を施した色彩豊かなキャラクター作品の数々はKAWSの代名詞となっている。

私が初めてKAWSを知ったのは確か2002年頃。
私がまだレコード会社で働いていた時、会議でアーティストのCDジャケットに描かれた彼の作品を見た。海外で人気のKAWSというアーティストがジャケットのデザインをしたと聞いた。目に✕印が施され、ユニークなキャラクターは印象に残り、その後、都内のセレクトショップでも彼のグッズを目にするようになった。

このフィギュアとキーホルダーはミュージアムグッズで販売中。
しかし、このキーホルダー(1,980Yen)は完売していた。フィギュアは24,200Yen.
KAWS作品は特に男性に人気。

カルバンクライン、ディオール、をはじめとした世界的ブランドやユニクロやアベイシングエイプなどのファッションブランドとのコラボレーション作品(広告)が有名。
その作品は洗練されたユーモアを持ち、幅広い人々に愛されている。

私が好きなキャラクター、スヌーピーの作品もあった。2016年の作品。

KAWS展は日時指定券で1時間ごとに入場時間を制限しているので、平日の午後はゆっくり鑑賞しながら写真撮影もできた。
客層は20-30代前半のおしゃれな若者が多めで、私世代(昭和生まれ)はいなかった。

なんか愛すべきキャラクターなんだよね。
ミュージアムショップでキーホルダーやポストカードなどを購入しちゃった。
休日はミュージアムショップが行列らしい。

こちらのキーホルダーはSOLD OUTでした。

KAWSが子供たちのために手掛けたインタラクティブ展示コーナーや、AR(拡張現実)によって、会場の内外でKAW作品を出現させ鑑賞できるAcute Artなど、スマートフォンでも楽しめる楽しい内容になっている。
※Acute Artには事前にスマートフォンアプリをダウンロードする必要あり。

ミュージアムショップでは、警察マスコットのピーポ君とコラボしたキーホルダー(SOLD OUT)や、東京銘菓「ひよ子」のひよ子の目が✕印になったコラボ作品が売っているのには驚いた。
Kawsのカラフルでユニークな世界観が楽しめる展覧会だった。

六本木ヒルズの52Fから望む東京港区六本木~青山。
手前の波型の建造物は国立新美術館、写真の中央にはTokyo2020開催中の国立競技場が見える。
展示室を出たらちょうど六本木が局地的な雷雨になっていてびっくり。

【KAWS TOKYO FIRST】
会場:森アーツセンターギャラリー
開催期間:2021年7月16日(金)〜2021年10月11日(月)
チケット:日時指定券

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